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レバレッジETFが気になるので投資判断!私は買わないことにします

レバレッジETFを保有すべき?

「全力レバレッジ」とか「レバナス」等、レバレッジETFに関するネタをよく目にします。

もともとインデックス投資+高配当株を主力にしていた私も、やはり気になります。隣の芝生は青く見えるものですから。

 

というわけで本記事では、レバレッジETFに関する意見を調べつつ、ポートフォリオに組み入れるべきか判断していきます。

当記事で分かること
  • レバレッジETFとは?
  • レバレッジETFのシミュレーション
  • レバレッジETFの投資判断基準

レバレッジETFとは?

うまく波に乗れたら大きなリターンが期待できるのがレバレッジETF。

QQQ(ナスダック100と連動するETF)と、TQQQ(QQQの3倍レバレッジ)における5年チャートは以下の通り、TQQQの凄さには圧巻の一言です。

QQQ(ナスダック100と連動するETF)と、TQQQ(QQQの3倍レバレッジ)における5年チャート

めちゃめちゃ暴落しているのがネックです。短期で見たらメンタルが持たないはず。

 

楽天証券が4つの特性を解説されています。

レバレッジETFの特性

レバレッジETFの特性
  1. 連騰するような相場では、元本が膨らみイメージ以上に価格が上昇する。
  2. 一旦、下落すると元本が小さくなってしまうので、市場が上昇してもイメージほどには価格が上昇しない。
  3. 続落する相場では、元本が縮小することによってイメージ以上に価格が下落する。
  4. こう着相場(価格の上下幅が小さい相場)では、価格が下がってゆく。

 

金融庁レポートでは、4つのケースを用いて、レバレッジETFの値動きを解説していました。分かりやすいですね。

レバレッジETFの値動きケース1(金融庁レポート)

レバレッジETFの値動きケース2(金融庁レポート)

レバレッジETFの値動きケース3(金融庁レポート)

レバレッジETFの値動きケース4(金融庁レポート)

 

各所の解説を見るに、「レバレッジ」という言葉通りの商品だなと思いました。

レバレッジ(英語: leverage)とは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。
※Wikipediaより引用

「レバレッジETFのリスクを許容できるか?」が論点であり、かなりリスク許容度が高くないと保有できないと感じました。

レバレッジETFのシミュレーション結果を見てみる

シミュレーション結果を見るに、「諸刃の剣」のような商品だなと感じました。

 

いかなる時もレバナス積立していれば、なんと426万円が2.1億円に!かなり夢があります。

「マーケットは成長していくもの」という前提で投資している長期投資家としては、宝くじ感覚で毎月積み立てるのは有りかもしれません。

レバレッジETFを積立した場合

 

しかし暴落時も保有し続けられるか?

100万円突っ込んでいて1万円になる最悪なシナリオを許容できる人は買っても良さそうですよね。

もしくは、運良くバブル崩壊後に買付できていれば良いとも言えます。

 

レバナスが、普通のナスに負け続けようとも保有し続けられる器があれば良いかと。

ナスレバのシミュレーション

私は保有し続けられる自信が無いです。

一攫千金!?レバレッジETFには夢がある

保有し続けられる自信がないとか言いながら、レバレッジETFは夢があります。何度も「夢」と言っていますが、夢があるから仕方がありません。

 

レバレッジETFは、やはり宝くじ感覚の使い方として秀逸かもしれません。

ジュニアNISAでレバレッジETF

 

一度買ったら放置できるのは、アツいかもしれません。なのでジュニアNISA口座で宝くじを10万円ほど買っておくのは面白いです。

レバレッジETFのデメリット

 

ただし最後の年で暴落しちゃったら意味がない…。売り時が難しいですよね。その解がレバレッジ比率を抑えていくというもの。

レバレッジETFからノンレバレッジETFへ

私は器用じゃないので、レバレッジ比率を下げていける自信がありません。

やはりレバレッジETFへ投資しなくても良いや

レバレッジETFは上昇気流に乗ることができれば最高です。

しかし運良く気流に乗れるセンスの持ち主であれば、そもそもレバレッジETFじゃなくても稼げるでしょう。

 

レバレッジETFで成功を掴むには、上向きの風が吹き続ける相場になるまで忍耐することだと感じています。これが私のような凡人のとれる戦略のはず。

レバレッジETFへの投資判断
  • 99%暴落しても保有し続けられるか?
  • ノンレバレッジETFより成績が悪い期間も保有し続けられるか?

上記のように判断軸を2つ定義してみましたが、私は両方とも答えは「No」でした。

私はリスク許容度が高くないことを自覚しています。

 

そこで私が最も納得したコメントはこちら。

レバレッジETFじゃなくても、ノンレバレッジのETFで良いじゃんと。

 

以上です。関連記事も合わせてどうぞ。

米国株ポートフォリオを全て公開しています。私はインデックス投資中心の高配当株投資家なんです。

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