株式投資をやっていると、ついつい株価や為替の動きが気になってしまいますよね。
長期投資家にとって日々の値動きを追ってしまっても仕方ないと思いつつも、日課になってしまっている自分がいます。
長期投資なら…
『株価や為替レートを日々追いかける必要は無い?疲弊するだけ。』
と思っている。しかし日課になってしまっている。 pic.twitter.com/DJqpNAKsqb
— ぶるたろう@米国株・仮想通貨 (@raku2life55) August 7, 2019
ついついチャートを見ると、精神が少し揺らぎます。この心の揺らぎが、長期投資の妨げになるのです。
目次
日頃の値動きは長期スパンでは軽微
日々チャートを見ていると、ついつい欲が出てしまいますよね…
- 円高になったから、ドルに両替しておきたい
- 株価が急落したから追加投資したい
- 過去最高値になったし売却したい
しかし・・・
これらの欲は、バイ&ホールド戦略を掲げる「長期投資家」にとって都合が悪いです。
長期投資を誓った数ヶ月後に「やっぱり辞めた!」と諦めてしまう人も出てくるのは必然と言えます。
- 暴落したから買い増し!
- さらに値下がりしてショックを受けつつも、買い増し!
- ゆくゆくは生活費にまで手を出してしまい、生活できない。
- 狼狽売り( ;∀;)
- 暴騰したから売ってしまえ!
- った後は価格が下がり、最大限の利益を得る。
- 自分のことを「天才トレーダー」だと勘違いする。
- 大博打に挑み、負ける( ;∀;)
自分の感情に流されるのは危険です。
長い目で見ると、今の値動きは誤差の範囲
今は値動きが大きいと感じていても、長い年月からしてみれば微々たるものです。
世界有数の超優良企業「ジョンソン&ジョンソン (JNJ)」の値動きを、例に見てみましょう。
JNJチャート:5日スパン
2019年8月7日(水)、ドカーンと価格下落。
JNJ株に嫌気が差した人もいれば、割安だと感じて買い増し判断した人も居るでしょう。
JNJチャート:1年スパン
1年スパンで見ると、2018年12月に今よりも大きな暴落が起きています(147ドル→122ドル)。
130ドル→128ドルの下落なんて微々たるものです。
JNJチャート:5年スパン
2015年9月は91ドルでしたが、今は132ドルです。1ドル、2ドルの下落を気にしていても意味が無いなと感じてしまいます。
JNJチャート:超長期スパン
もっと長い目で見たら「小さいことを気にしてはいけない」と痛感しますよね。
さいごに:長期投資家はチャートを見るな!禁欲すべし
長期投資は「誰も損しないプラスサムゲーム」と言われますが、保有し続けるのは難儀。
今はどんな時でも株価をチェックでき、すぐに売買できてしまう時代だから尚更のことです。
自分の資産が増減するわけなので、株価が気になってしまうのは当然です。
しかし株価チェックを辞めれば短絡的な欲求が生まれなくなるので、ぜひとも禁欲していきたいですよね。
ぶるたろう
▼クラウドファンディングは株価を気にしないで済むので、精神的にラクです。私は預金感覚で使っています。
