新型コロナウィルスの影響で、日経平均・NYダウ平均株価などが大暴落し、世界同時株安が起きています。
大きな赤字幅を見て、ショックを受けている人も多いのではないでしょうか。少額投資家の私でさえ、少しだけ動揺しました。
「米国株って儲かる!」
「配当投資は儲かる!」
などと本で取り上げられていたり、口コミを信じて、投資している人も多いはず。
私の大損状態を記した本記事を読んでいただければ、「必ず儲かる株式投資は無い」ことを痛感して頂けるでしょう。
現状をしっかりと受け止め、死ぬまで付き合っていくことになるであろう投資との向き合い方を決めていきます。
雪だるま式に配当金が増えている
毎月13万円近く積立し、受け取った配当金も再投資していることにより、受け取り配当金額はじわじわ増加中。
目標にしていた「毎月1万円の配当」は、2020年1,2月ともに達成できています。
最初のころは小銭程度しか貰えていなかったのに、2年ちょっとで「夢の配当金生活」は近づいていることを実感します。
とはいえ実態は大損!
上記のようなグラフを見ると、「配当金って良いな~」と感じる人も多いでしょう。私も最初は、そう感じていました。
しかし実態は、大きな含み損を抱えている人も多いはずです。もちろん、投資を始めた時期にも依りますけど。
私の投資結果は以下の通り。受け取り配当金を踏まえ、損益をグラフ化しています。
【2019年12月】
306.5万円投資して、含み益6.5万円、受け取った配当累計は8.6万円でした。
トータル15.1万円の黒字で、ずっと配当金がもらえるという理想的な状態でした。精神的に一番安定している状態と言えます。
【2020年2月】
新型コロナウィルスによる経済悪化により、受け取った配当を一気に食い潰すほどの含み損が発生しています。
累計12万円の配当を貰っていても、含み損30万円です。
ぶるたろう
…上記のように感じるかもしれませんが、投資は必ず儲かるものではないんですよね。
【参考】どの銘柄が損しているのか?
私のポートフォリオは以下の通り、インデックスETF・米国株・日本株で構成しています。
これらの銘柄各々の…
- 配当金を含めない場合の損益
- 配当金を含めた場合の損益
を算出してみました。
配当金を含めない場合の損益
配当金を含めた場合の損益
私が保有している各銘柄の成績を見て言えることは…
※買付タイミングによって成績は異なりますので、個々人で感じることは異なるでしょう。
- 日本株がダメダメ
- 個別株の振れ幅が大きい
- インデックスETF(VT・VTI・VYM・PFF)は頑張ってくれている
さいごに:配当投資との向き合い方
配当投資の損益には以下3つのパターンがあります。
- 【幸せ】含み益が発生中
- 【安定】含み損が出ているが、配当総額の方が多い
- 【辛い】配当総額以上の含み損が出ている
今は「③配当総額以上の含み損が出ている」状態であり、最も悲惨な状況です。
ハイリスクな銘柄であればあるほど、含み損の幅が大きくなります。含み損の幅が大きいと、辛さが増します。
当たり前ですが、配当投資においてもリスク許容度を知っておきたいものです。
私はVT (全世界株式ETF)中心に投資していることから、平穏な日々を送れています。
コロナウィルスにも負けず、コロナウィルスによる経済悪化にも屈せず、生きていきたいですね。