楽天証券を例に、海外ETFの取引にかかる手数料をまとめてみました。
昔に比べて、ずいぶん手を出しやすくなっています!皆さまもチャレンジしてみては如何でしょうか。
海外ETF売買にかかる「為替手数料」と「取引手数料」
海外ETFは日本円で購入可能です。日本円で購入できて便利なのですが、その時にかかる2つの手数料が発生します。
- 日本円を米ドルへ両替する
→為替手数料が発生 - 米ドルで米国ETFを買う
→取引手数料が発生
①為替手数料について

楽天証券の為替手数料(2018年11月)
上図の通り、米ドルのスプレッドは25銭です。為替レートが「1ドル=100円」の場合、
- 1万円をドルに両替=25円
- 10万円をドルに両替=250円
- 100万円をドルに両替=2,500円
といったように手数料が発生します。
②取引手数料について【改定有】
2017年9月25日以降の手数料(税抜)は約定代金の0.45%であり、下限5ドル・上限20ドルと設定されていました。
しかし2019年7月から下限5ドルが撤廃されたのです。
- 売買金額が10ドル
- 10×0.45%=0.045ドル
- 売買金額が100ドル
- 100×0.45%=0.45ドル
- 売買金額が4,445ドル以上
- 4,445×0.45%=20.0025ドル
→上限以上なので20ドルに!
- 4,445×0.45%=20.0025ドル
ある程度の資金が無いと手数料負けしてしまうのが常識でしたが、今後は超少額投資家でも米国株にチャレンジできます!
買付時の「取引手数料」を全額キャッシュバック
楽天証券の一般NISA利用者であれば、海外ETF(米国・中国・シンガポール)の購入時にかかる取引手数料が全額キャッシュバックされます。
しかし売却にかかる手数料は対象外なので、中長期保有を前提に買うのが良さそうですね。
最近買った時に発生した手数料が、しっかりキャッシュバックされました。
「入出金・振替」→「口座明細(精算履歴)」で、キャッシュバックされたか確認できます。
最低手数料が0.01ドルになったので、NISA特典を使う意味合いも薄れますね。
まとめ:海外ETFにチャレンジ
上グラフ「平成時代の日経平均株価とS&P500パフォーマンス」を見ると、日本に投資しても意味あるのかって思ってしまいますよね。
日本は安全、海外はリスクが高いという思い込みは捨てて、今すぐに海外ETFにチャレンジすべきだと思います。
私はVT (全世界株式ETF)を買っておけば、失敗しないと思っています。
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