MATCH関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
MATCH関数とは?用途を説明
エク先輩
今日はMATCH関数を紹介しよう!
セル子
MATCH関数って何ですか?
エク先輩
検索範囲内で指定した値で検索し、最初に見つかったセルの位置を数値で返すんだ!
難しいから図を用いて説明するね。
MATCH関数の使用頻度
★☆☆(1つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
MATCH関数の入力方法
=MATCH(①,②,③)
① | 検索する値を指定します。直接入力するか、セル参照します。 |
② | 検索範囲として、セル範囲を指定します。 |
③ | 照合の型を指定します。 ・検索値(①)と完全一致する最初の値を検索=0 ・検索値(①)以下の最大の値を検索=1または省略 ・検索値(①)以上の最小の値を検索=-1 ※照合の型を”1″とする場合は検索範囲(②)を昇順に並び替える必要あり。 ※照合の型を”-1″とする場合は検索範囲(②)を降順に並び替える必要あり。 |
MATCH関数の使い方
E2セルに入力する関数は…
=MATCH(D2,B2:B5,0)
①検索値=D2(88点を指す)
②検索範囲=B2:B5(”点数”列)
③照合の型=0(完全一致)
“点数”列に88点があるか、上から検索
→一番最初に見つかったのはB4セル
→B4セルは、B2:B5(②検索範囲)の起点であるB2セルから数えて”3番目”
→答えは3!
セル子
私と権吉さんは同じ点数なのに、私は無視されるんですか?
エク先輩
MATCH関数は上から検索して一番最初に見つかったセルの位置を返すから、セル子さんまで行きつかなかったんだ!
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
VLOOKUP | ★★☆ | 検索範囲の1行目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。 |
HLOOKUP | ★☆☆ | 検索範囲の1列目で特定のデータを検索し、該当する列の指定行にあるデータを取得する。 |
INDEX | ★☆☆ | 指定した行番号・列番号にあるデータを取得する。 |
LOOKUP | ★☆☆ | 検索範囲の1行目または1列目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。 (検索範囲内で該当する行がない場合、検索値以下の最大値を取得する) |

MATCH関数を習得したなら、INDEX関数と組み合わせた検索テクニックも習得しておくのがオススメです。
