OR関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
OR関数とは?用途を説明
セル子
30歳以下かつ年収600万以上の男性と結婚したいけど、中々いないよなー。
エク先輩
30歳以下または年収600万以上の人だったら、結婚相手候補が多くなるんじゃないかな?
そういう時はOR関数を使えば、すぐに候補が分かるよ!
複数の条件が一つでもTRUEかどうかを調べることができるんだ。
セル子
2つの条件を両方満たすのはAさんだけでした。
どちらか満たせば良いなら、Bさんも候補になりますね!
OR関数の使用頻度
★★☆(2つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
OR関数の入力方法
=OR(①,…)
① | 条件を指定します。 2つ以上の条件を指定する場合は、”=AND(条件1,条件2,…条件255)”と入力します。 |
OR関数の使い方
D2セルに入力するのは…
=OR(B2<=30,C2>=600)
結果が
“TRUE”だったら条件を満たす
“FALSE”だったら条件を満たさない
ということです。
OR関数の応用:IF関数と組み合わせる
OR関数は、IF関数の脇役として利用することが多いです。
D2セルに入力する関数は以下の通り。
=IF(OR(B2<=30,C2>=600),”結婚相手候補”,””)
Aさんは28歳で年収700万円だから、「30歳以下」と「年収600万以上」という2つの条件を満たします。
→結婚相手候補(TRUE)
Bさんは22歳で年収400万円だから、「年収600万以上」ではないですが、「30歳以下」という条件を満たします。
→結婚相手候補(TRUE)
Cさんは31歳で年収580万円だから、「30歳以下」でもなく、「年収600万以上」でもないです。
→空白(FALSE)
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
IF | ★★★ | 条件を満たす場合と、満たしていない場合に、返す値を指定する。 |
AND | ★★☆ | 複数の条件が、全てTRUEかどうか調べる。 |
NOT | ★☆☆ | 結果を反転させる。 |
