SUM関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
目次
SUM関数とは?用途を説明
セル子
1月に売れたリンゴは10個、2月は5個、3月は15個…。
電卓をポチポチっと。
エク先輩
ちょっと待った!電卓で入力ミスがあったら、どうするんだい?
SUM関数を使うんだ!
セル子
SUM…っていうのは”和”という意味ですね。つまりは数値の合計を求める関数!
SUM関数の使用頻度
★★★(3つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
SUM関数の入力方法
=SUM(①)
① | 合計したい範囲を指定します。 ※数値のみ計算対象となり、文字列は計算対象外。 |
SUM関数の使い方
=SUM(B3:D3)は、B3セルからD3セルまでの値を合計します。
B3セル=10、C3セル=5、D3セル=15なので、合計は30になります。
SUM関数のテクニック
個数や金額は数値として扱おう
「10個」のようにデータ入力すると、文字列として扱われます。10は数値でも、”個”は文字列です。
文字列が入ると、文字列のデータとして扱われてしまうのです。
SUM関数は数値しか扱ってくれませんので、合計が「0」という結果になってしまいました。
合計や平均を算出するかもしれないので、個数や金額を入力する時は数値入力しておくことを心がけましょう。
エク先輩
セルの中に、”10個”、”1,000円”や”千円”と入力しないように!
SUM関数で算出した合計が間違っている場合
全て数値を入力したつもりですが、SUM関数で算出した合計が間違っている場合があります。
そんな時はデータに文字列が入っていないか疑うようにしましょう。
上記ケースでは、B3セル(1月の販売個数)が「’10」と入力されており、文字列になっています。
数値「10」の前に「’(シングルクォーテーション)」が入力されていますね。
エク先輩
文字列+数値は、文字列として扱われてるんだ。
つまりSUM関数は計算対象外にしたわけ!
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
SUMIF | ★★★ | 1つの条件に一致する数値の合計を求める。 |
SUMIFS | ★★☆ | 複数の条件に一致する数値の合計を求める。 |
