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【Excel:SUMIF関数】1つの条件に一致する数値の合計を求める

SUMIF関数って何?

どのように使えばいいの?

といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。

SUMIF関数とは?用途を説明

エク先輩

セル子さん。バナナ・みかん・りんごがそれぞれ何個ずつ販売できたのか計算してほしい。

エクセルSUMIF関数0

セル子

SUM関数は全ての商品の合計を算出するからダメだ…。

どうすればいいんですかー!?

エク先輩

SUMIF関数を使ってみようか。

IFの意味は「もしも~なら」、SUMの意味は「和(足し算)」だったよね?

SUMIF関数は「もしも~なら、足し算する」ということができる。1つの条件に一致する数値の合計を求めるんだ。

セル子

もしも計算したい商品がバナナなら、バナナの販売個数を足し算するんですねー。

SUMIF関数の使用頻度

★★★(3つ星)

使用頻度の目安

★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。

SUMIF関数の入力方法

=SUMIF(,,)

検索条件()の対象とするセル範囲を指定します。
検索条件を指定します。
※数値や文字列を直接入力することもできますし、セルを指定することもできます。
合計したい数値があるセルの範囲を指定します。

SUMIF関数の使い方

エクセルSUMIF関数1

F3セルに入力する関数は…
=SUMIF(B3:B8,”バナナ”,C3:C8)
①検索範囲=B3:B8(”商品”列)
②検索条件=”バナナ”
③合計範囲=C3:C8(”販売個数”列)

 

“商品”列(=①検索範囲)が”バナナ”(=②検索条件)である行の販売個数(=③合計範囲)を足し算します。

“商品”列が”バナナ”である行は、5行目と7行目が該当します。5行目の販売個数は5個、7行目の販売個数は10個です。

よってバナナの販売個数合計は、15個になります。

絶対参照を使いこなそう

バナナだけでなく、りんご・みかんの販売個数合計も算出してみましょう。

エクセルSUMIF関数3

F3セルで入力する関数は、以下のように絶対参照を使うと良いです。
=SUMIF($B$3:$B$8,E3,$C$3:$C$8)
①検索範囲=$B$3:$B$8
②検索条件=E3
③合計範囲=$C$3:$C$8

 

F3セルをコピーしてF4セル・F5セルへ貼り付ければ、みかんとりんごの販売個数合計が算出されます。

これで、みかんとりんごの販売個数合計を算出するために、SUMIF関数をゼロから入力する必要がなくなります。

 

絶対参照を使わないと、①検索範囲や③合計範囲として参照しているセル範囲がズレてしまいます。

エクセルSUMIF関数4

絶対参照は必ず身につけておきましょう。格段とExcel操作スキルがアップします。

$(ドルマーク)をガンガン使おう!【Excel(エクセル)】絶対参照(ドルマーク)の使い方を徹底解説

検索条件として日付を指定する

販売日が、2017年1月3日以降の販売個数合計を求めてみます。

エクセルSUMIF関数2

F3セルで入力する関数は以下の通りです。
=SUMIF(A3:A8,”>=2017/1/3”,C3:C8)
①検索範囲=A3:A8(販売日列)
②検索条件=”>=2017/1/3”
③合計範囲=C3:C8(販売個数列)

日付を指定する方法
  • ”>=2017/1/3”
    • 2017年1月3日以降の日付を指します(1月3日を含む)。
  •  ”>2017/1/3”
    • 2017年1月4日以降の日付を指します(1月3日を含まない)。
  •  ”=2017/1/3”
    • 2017年1月3日を指します(1月3日を含まない)。
  • ”<=2017/1/3”
    • 2017年1月3日までの日付を指します(1月3日を含む)。
  •  ”>=”&TODAY()
    • 本日以降の日付を指します。
      TODAY()は、本日の日付を算出する関数です。

あわせて知っておきたい関数

関数名頻度できること
IF★★★条件を満たす場合と、満たしていない場合に、返す値を指定する。
SUM★★★数値の合計を求める。
SUMIFS★★☆複数の条件に一致する数値の合計を求める。
Excel(エクセル)は難しすぎ?覚えるべき関数は最低10個