「グーグルトレンド」を久しぶりに見ましたが、仮想通貨が人気爆発した2017年12月とは事態が違いました。
今は仮想通貨投資から離れた人が多くなっていそうです。
グーグルトレンドは検索需要を簡単に調査できる無料ツールであり、トレンドを把握可能です。
目次
「仮想通貨」の検索人気度が下がっている

検索キーワード「仮想通貨」の人気度
ここ1年で「仮想通貨」という検索ワードが最も人気だったのは、2018年1月28日~2月3日の週。
コインチェックのNEM不正流出が起きた次の週です。多くのメディアが報道していましたから、仮想通貨を知らない人でもグーグル検索したのでしょう。
グーグルトレンドでは、このように検索人気度を把握できます。これから「ビットコイン」「リップル」の検索人気度を掘り下げます。
ビットコイン(BTC)の価格と検索人気度
まずはビットコインから。価格推移・検索人気度を見ていきます。
2017年11月中旬のビットコイン価格は70万円台でしたが、11月末から高騰。12月17日には220万円付近まで上昇しました。
「そのまま価格が高騰し続けるのでは?」という噂もありましたが急落。2018年5月29日現在では80万~100万円台を行き来しています。
検索人気度はどうでしょうか?以下2つの検索ワードにおける人気度を見ていきます。
- bitcoin(全世界で検索されるだろうワード)
- ビットコイン(国内で検索されるだろうワード)
検索ワード①:bitcoin
キーワード「bitcoin」の検索人気度が最も高かったのは、2017年12月17日~23日でした。
見事にチャートと似た動きをしていますね。価格のピーク時に検索人気度もピークを迎え、今は低迷しています。
検索ワード②:ビットコイン
海外と同様、日本人もビットコインへの興味が薄れている模様。
面白いのが「bitcoin」「ビットコイン」で検索人気のピーク時期が異なる点です。
- 検索ワード「bitcoin」
- 220万円付近に達した時(2017年12月17日~23日)
- 検索ワード「ビットコイン」
- 170万から120万まで急落した時(2018年1月14日~20日)
ぶるたろう
それとも日本でクリティカルな出来事があったのか?
リップル(XRP)の価格と検索人気度
続いて国内で根強い人気があるリップル。価格推移・検索人気度をサクッと見ていきます。
2017年12月中旬まで20円付近だったリップルは、2018年1月4日に400円付近まで高騰したものの、すぐに急落しました。
ビットコインと同様、以下2つの検索ワードにおける人気度を見ていきます。
- Ripple(全世界で検索されるだろうワード)
- リップル(国内で検索されるだろうワード)
検索ワード①:Ripple
価格ピークのタイミングで、検索ワード「Ripple」の人気度がピークを迎えています。
検索ワード②:リップル
検索ワード「リップル」の場合も、ピーク時期は「Ripple」と同様でした。
日本人はリップル好き!?
注目しておきたいのが、2018年5月末現在の人気度です。価格が下がったものの、リップルは日本国内で根強い人気がありますね。
- 検索ワード「Ripple」の人気度
=5(ピーク時から95%減) - 検索ワード「リップル」の人気度
=24(ピーク時から76%減)
ちなみに国内で最もリップル好きが多いのは、和歌山県でした。
「とある国・都道府県で人気だったら、価格は上がる」といった関係性(都市伝説!?)を発見できれば、お金持ちになれそうですね。
さいごに:価格下落時だからこそ仮想通貨から離れない
安値で買って高値で売るのが、投資の本質。
しかし価格が下がっている時、「買う」のではなく「離れる」のが世間の動き。
世間の興味が薄かろうが、僕は淡々と仮想通貨投資を続けていきます。ブロックチェーンはビジネスを変える力があると思っているので、将来有望な銘柄への投資は惜しみません。
▼ブロックチェーンに将来性を感じるなら、長期投資の強い味方「コイン積立」がおすすめ。

▼仮想通貨以外の投資を探しているなら、楽天証券の「楽ラップ」も良いですよ。
