本記事では私が考えた「株式ポートフォリオの作り方」を以下3ステップにまとめてみました。
- 現在のポートフォリオに感じている問題点を認識する(As-Is分析)
- あるべきポートフォリオを考える(To-Be定義)
- どのように、あるべきポートフォリオへ近づけるか?(実行計画)
目次
As-Is分析:現在のポートフォリオに感じている問題点を認識
現在のポートフォリオは以下の通りですが、改善したい点は2つです。
国内株式群(保有しているのは以下6銘柄)の割合が大きく、日本の個別株に頼りすぎ。
コアとなり得る「VTI」や「VT」といったインデックスETFの割合が小さい。個別株リスク(業績悪化、倒産など)を軽減したい。
To-Be定義:あるべきポートフォリオを考える
インデックスETFの割合を増やしつつ、個別株リスクを抑えていきたいです。(特に国内株式群の割合は抑える)
そして不要だと考えた金融商品は売却する予定。米国ETF「CWB」が該当します。
3つの戦略 | 銘柄 | 配分 |
①株主優待・高配当戦略 | 国内株式群 | 10% |
PFF | 5% | |
②インデックス戦略 | VT | 20% (~30%) |
VTI | 40% (~30%) | |
③セクター戦略 | JNJ | 5% |
PFE | 5% | |
ABBV | 5% | |
PG | 5% | |
MO | 5% |
※セクター戦略を取っている銘柄とは言え、高配当&増配の有名企業です。
②インデックス戦略は「VT」と「VTI」に投資し、世界レベルで平均点を狙っていきます。
しかし、もっと高みを目指したいですし、インデックス投資は面白みに欠けるデメリットもあります。
なので2つのETFで60%以内に収め、残り40%は個別株に投資します。
株主優待や配当生活していくための基盤作りとして①株主優待・高配当戦略、市場平均以上のリターンを狙っていくための③セクター戦略を取っていきます。
実行計画:理想のポートフォリオを作る
ゼロからポートフォリオを作るのは簡単です。
しかし何かしらに投資していると、理想のポートフォリオを作るには時間がかかるのです。私の場合、2か年計画です。
具体的には、以下のように株式ポートフォリオを作っていきます。
2019年1月現在
冒頭に説明した通り、国内株式群の配分が大きいです。
2019年末(1年後)の想定
VTIを3万円分だけ毎月購入。
米国株式「MO」「JNJ」あたりを12万円ずつ購入。
投資信託で積立している楽天VTを売却し、本家VTを購入。(管理費用を安くする目的)
2020年末(2年後)の想定
VTIを3万円分だけ毎月購入。
米国株式「PFE」「ABBV」「PG」あたりを12万円ずつ購入。
投資信託で積立している楽天VTを売却し、本家VTを購入。(管理費用を安くする目的)
…と言った感じで、ポートフォリオを作り上げていきます。
さいごに:ポートフォリオ作りが目的ではない
株は生き物であり、価格が変動したら投資配分が変わります。計画通りポートフォリオを作れるわけではないです。
そもそもポートフォリオを作るのが目的ではないので、そこまでシビアに考えていませんが。
私が意識するのは感情に流された投資を避けること。以下3つを遵守していきます。
- 毎月初に、3万円分のVTIを買う。
- 3月・9月初に、半年間で最も暴落した個別株を1,111ドル分だけ買う。
※投資額は5%未満になるように配慮 - 年に1度(3月)、楽天VTを本家VTへ乗り換える。
※NISA枠内に収まるように配慮
以上です。関連記事も合わせてどうぞ。
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