夫婦別財布の我が家。1年に1回だけ夫婦の資産状況を共有しています。そんな中で妻に指摘されたことがあります。
妻
従業員持株会は毎月定額を積立するので、リバランスしないと増えていく一方です。
(株価が下がると、あまり気にする必要ない)
本記事では状況をデータで捉えつつ、どのようにすべきか考察してみます。
従業員持株会のポートフォリオ比率は28.5%
我が家の流動資産は2,556万円であり、内訳は以下の通りです。
ただでさえ株式比率が高めなんです。
- 預金・保険=30%
- 株式 =60%
- 債券など =10%
それなのに株式60%のうち、前職の株式が26.0%、現職の株式が2.5%を占めています。
従業員持株会の比率を調整すべきか?
前職・現職の株式それぞれ、ポートフォリオ比率をコントロールしていくべきか判断していきます。
前職の株式
以前の勤め先の株価はめちゃめちゃ上がっています。そのため多額の含み益が出ています。
元本 3,182,621円
↓
評価額6,768,208円(111.2%増)
あまりに1社に依存しすぎているためリバランスしたい気持ちはありますが、利確することによる税金や手数料の支払いがネックです。
ただしビジネスモデル的に死なない企業だと思っており、年10万円ほどの配当収入もあるためホールドし続けます。
現職の株式
毎月2.3万円の積立を行っているのですが、毎月積立している金額からすると軽微です。
種類 | 積立額 | 積立配分 |
従業員持株会 | 23,000円 | 11.1% |
株主優待・配当投資 | 110,000円 | 52.9% |
投資信託[自分用] | 50,000円 | 24.0% |
投資信託[子供用] | 20,000円 | 9.6% |
仮想通貨 | 5,000円 | 2.4% |
合計 | 208,000円 | 100.0% |
ついては今の状況を放っておいても、ポートフォリオの中で存在感を放つことは無いはず。
まとめ:従業員持株会に依存しているが許容
従業員持株会の売却は、色々と億劫です。
- 手続きが面倒くさい(会社へ申請が必要だったり)
- 売却時に証券会社へ手数料を支払わなければならない(私の持ち株口座は定額で数千円/回)
- 利確したら、国が税を搾取してくる
上記理由から従業員持株会は手を付けづらいのです。そりゃ資産配分バランスが悪くなりますよね。
現に私のポートフォリオは、1社(前職の株式)だけで4分の1を占めているわけで…
個別株リスク(会社の業績悪化や倒産など)を軽減するためには、リバランスすべきなのは分かっています。
しかし前職の会社の将来性や、リバランスに手間をかけるコストとの兼ね合いから、ガチホすることを決意しています。
ぶるたろう
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