- 楽ラップを始めてみたいけど、運用コースは何にしようか?
- 各運用コースの成績が気になる。
という方に向けて、楽天証券の運用実績レポートを分析してみました。
「楽ラップ」の運用コースは全9種類

楽ラップの運用コース
楽ラップの運用コースは9種類ありますが、それぞれ資産配分が異なります。
株式の割合が大きいとリターン・リスクが高く、債券の割合が大きくなれば、リターン・リスクが低くなります。
- 1000100(保守型)
- 1000200(やや保守型)
- 1000300(やや積極型)
- 1000400(積極型)
- 1000500(かなり積極型)
- 1000600(やや保守型 – TVTあり)
- 1000700(やや積極型 – TVTあり)
- 1000800(積極型 – TVTあり)
- 1000900(かなり積極型 – TVTあり)
資産全体の値動きのブレを軽減してくれる機能です。
株式市場で値動きの大きさが継続すると見込まれる場合、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げてくれます。
TVT発動後は、株式市場の値動きが落ち着いてくる過程で、もともとの配分へ徐々に戻されます。
成績が良い運用コースは?

楽ラップ パフォーマンスデータを加工。2016年7月4日を100として指数化しています。
2016年7月4日~2018年7月31日において、成績が良い順に運用コースを並べてみます。
- 1000500(かなり積極型)
- 1000900(かなり積極型 – TVTあり)
- 1000400(積極型)
- 1000800(積極型 – TVTあり)
- 1000300(やや積極型)
- 1000700(やや積極型 – TVTあり)
- 1000200(やや保守型)
- 1000600(やや保守型 – TVTあり)
- 1000100(保守型)
これまでの運用成績を踏まえると「1000500(かなり積極型)」や「1000900(かなり積極型 – TVTあり)」あたりが良さそうです。
2018年2月の値動きを見ての通り、市場が悪化したときの下落幅が大きいです。リスクをとっているから、リターンが大きいことを理解しておきましょう。
逆に「1000100(保守型)」は値動きが小さいものの、着実に資産を増やしていることが分かります。
みんなに人気の運用コースは?
楽ラップのレポートによると、申込時の運用コースで最も人気だったのは「1000600(やや保守型 – TVTあり)」でした。
順番に並べると以下の通り。
- 1000600(やや保守型 – TVTあり)
- 1000200(やや保守型)
- 1000700(やや積極型 – TVTあり)
- 1000300(やや積極型)
- 1000500(かなり積極型)
- 1000800(積極型 – TVTあり)
- 1000400(積極型)
- 1000900(かなり積極型 – TVTあり)
- 1000100(保守型)
楽ラップは運用コースを変更できます。実際に運用を始めてから、変更している人も多いみたいです。
最初は保守的だった人も、積極的な運用コースに変更しているようです。
- 1000700(やや積極型 – TVTあり)
- 1000300(やや積極型)
- 1000800(積極型 – TVTあり)
- 1000500(かなり積極型)
- 1000400(積極型)
- 1000900(かなり積極型 – TVTあり)
- 1000600(やや保守型 – TVTあり)
- 1000200(やや保守型)
- 1000100(保守型)
まとめ:楽ラップのおすすめ運用コースを考える
さいごに楽ラップ運用コースをランキング形式でまとめてみました。
運用コース | 運用成績順 | 人気順 |
1000100(保守型) | 9位 | 9位 |
1000200(やや保守型) | 7位 | 8位 |
1000300(やや積極型) | 5位 | 2位 |
1000400(積極型) | 3位 | 5位 |
1000500(かなり積極型) | 1位 | 4位 |
1000600(やや保守型 – TVTあり) | 8位 | 7位 |
1000700(やや積極型 – TVTあり) | 6位 | 1位 |
1000800(積極型 – TVTあり) | 4位 | 3位 |
1000900(かなり積極型 – TVTあり) | 2位 | 6位 |
運用成績が好調で、人気のあるコースが良ければ、「1000500(かなり積極型)」がオススメです。
しかしながら、人によって資産運用の目的や性格が異なります。自分に合った運用コースを選んでいきたいですね。
以上です。
▼月日は流れ、楽ラップを解約に至りました。解約した私が「楽ラップの最新実績、メリット・デメリット」を語ります。
