僕が現時点で抱えているローンは以下の通り、それなりに負担が大きいです。
いずれも早めに繰り上げ返済することで、ムダな利息の支払いを防げます。
- 住宅ローン:残債=4,400万円、年利=0.52%
- 奨学金:残債=220万円、年利=1.09%
実際に100万円あった場合、「住宅ローン」と「奨学金」どちらを優先して繰り上げ返済すべきか?
「奨学金の方が年利が高いから真っ先に返済すべきだ」という答えは間違いでした。
「住宅ローン」を繰り上げ返済したら?
我が家の住宅ローンの状況を紹介します。借入金額が大きく、まだまだ返済期間が長いです。
2019年も夏(6月)と冬(12月)のボーナスを使って、50万円ずつ繰り上げ返済してみます。
支払い回数を8か月分減らすことができ、更に167,266円の利息支払いを軽減できます。
「奨学金」を繰り上げ返済したら?
私の奨学金ローンの状況を紹介します。約10年にかけて返済してきましたが、まだ220万円も借入金額が残っています。
住宅ローンの金利(0.52%)と比べたら、約2倍の金利です。
住宅ローンと同じ条件(計100万円を繰り上げ返済)でシミュレーションしてみましょう。
支払い回数を58か月分減らすことができ、更に86,101円の利息支払いを軽減できます。
まとめ:高金利ローンを優先して返すのは正しくない
「繰り上げ返済は金利が高いローンを優先すべし!」というのは偏見でした。
我が家の場合、より多くの利息を軽減できたのは金利が低い住宅ローンだったのです。
- 住宅ローン(金利0.52%)→167,266円の利息支払いを軽減
- 奨学金(金利1.09%)→86,101円の利息支払いを軽減
というのもローンの繰り上げ返済で効果があるのは、金利の高さ以外にも影響する要素があります。
- 金利が高い
- 残りの返済期間が長い
- 残高が大きい
低金利の住宅ローンでも繰り上げ返済効果が高かったのは、奨学金に比べ残高が大きく、借入したばかりだったからです。
何のローンを繰り上げ返済しようか迷ったら、まずはシミュレーションしてみましょう。
以上です。
▼繰り上げ返済する余裕が無いなら、節約してお金を浮かすのが良いです。私は余裕で年間40万円も節約しています。

▼住宅ローンも奨学金も低金利なので、繰り上げ返済に全力を注ぐつもりは無いです。高配当のETF・個別株に投資すれば、毎年、数万円の不労所得を見込めます。
