米国株・ETFを中心とした配当投資を始めて3年目になりますが、ここ数年で様々な誘惑がありました。
やはり投資していると、しばしば隣の芝生は青く見えてきます。
しかし隣の芝生に安直に飛び込んで、痛い目に遭わないように、私は2020年も投資戦略を掲げておきます。
人間の意思は弱いものです。こうしてブログにでも考えを書いておかないと、すぐにブレてしまいます。
投資戦略のブレない部分
長期投資の神様とも言えるシーゲル教授の赤本に影響を受け、私は株式投資しています。
仮にリーマンショック級の大暴落に遭遇しても、シーゲル教授の考えには賛同し続けるでしょう。
この部分はブレてはいけない所だと思っています。
もちろん新興のITサービス銘柄等(隣の芝生)に惹かれることもありますが…
【ポートフォリオ】ETF比重を高め、シンプルに!
2019年の反省点としては、個別株のウェイトが大きめで、それなりに時間を要したからです。
やっぱり個々のニュースや、決算書が気になってしまいます。
というわけで、見直した結果は以下の通りです。
戦略分類 | 2019年 | 2020年 | 差分 |
インデックス戦略 ETF | 50% | 50% | ±0% |
リターン補完戦略 ETF | 15% | 25% | +10% |
リターン補完戦略 米国株 | 25% | 20% | −5% |
リターン補完戦略 日本株 | 10% | 5% | −5% |
個別株の割合を減らし、ETF配分を増やしています。
「シンプル」を追求するならETFだけで十分ですが、「スパイス」として個別株を入れています。
とはいえ…
個別株を入れても、2020年からは個々のニュースや決算書を見るのは辞めます。正直、時間がモッタイナイです。
いくら素人が時間をかけても、機関投資家には敵いませんからね。
【売買手法】自分の判断を入れない
2020年も「バイ&ホールド戦略」を貫き、長期投資を行っていきます。
今回も売却に関しては考えず、買付手法に関してのみ検討していきます。
まずは2019年の振り返りから。
運用してみて気づいた問題点としては、どうしても「判断の余地」が残ってしまうことです。
例えば、個別株7種から5万円分のお買い物をする時、何となく自分の好みが入ってしまうんです。
ぶるたろう
…雰囲気で買付していたことも多々ありました。
上記の反省点から、機械的な買付判断ができるようにルール化していきます。
そして目標ポートフォリオに近づけるため、投資配分を見直しました。
誰かの資金を預かっているわけでは無いので、とりあえず実践してみます。
違和感があれば、後で軌道修正すれば良し。
【投資対象とする個別株】7種から6種へ
リターン補完戦略 米国株として投資する対象銘柄は、6種とします。
セクター | 銘柄 |
生活必需品 | 【PG】P&G |
【MO】アルトリア・グループ | |
【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
ヘルスケア | 【JNJ】ジョンソン&ジョンソン |
【ABBV】アッヴィ | |
エネルギー | 【XOM】エクソンモービル |
2019年はKO (コカ・コーラ)を含んでいましたが、2020年は外しました。
誰しも知っている製品を生み出しており、連続増配株としての注目度が高すぎるためか、割高感が抜けないからです。
慎重に選んだつもりなんですが、ここ数年で対象銘柄を減らしています(10種⇒7種⇒6種)。


※2020年3月にシスコシステムズ (CSCO)を追加しました。
さいごに:世界平均の少し上を目指す気持ち
インデックス投資戦略銘柄としてVT (全世界株式ETF)を50%保有することで、世界平均に近い動きを目指します。
それにVYM (米国高配当株式ETF)や高配当個別株を少しずつ入れて、平均点より少し上を狙っていく予定です。
高騰期であろうと暴落期だろうが、新興国の儲かり話を聞こうが、世界平均の少しだけ上を行く戦略に固執していきたいものです。
以上です。関連記事も合わせてどうぞ。
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