米国株・ETF 心とした配当投資を始めて4年目になりますが、まあまあ大きな暴落を経験しました。
そう、コロナショックです。
暴落が起きると自分のリスク許容度の低さが露呈されます。
もともとシーゲル流として株式100%にしていましたが、暴落すると不安になるんですよね。
仮に下落が5〜10年続いたら…投資を続けていられる自信がありません。
コロナショックを経験して思ったけど、長期投資し続けるためには安定感が必要と再認識。
2021年から投資戦略を改めるか。#資産形成
— ぶるたろう@米国株・配当金投資 (@raku2life55) November 14, 2020
コロナ禍でボーナス額が減る見込み。
今までの入金を継続できるのかも踏まえて、戦略を立てていきたい。— ぶるたろう@米国株・配当金投資 (@raku2life55) November 14, 2020
目次
投資戦略のブレない部分
長期投資の神様とも言えるシーゲル教授の赤本に影響を受け、私は株式投資しています。
仮にリーマンショック級の大暴落に遭遇しても、シーゲル教授の考えには賛同し続けるでしょう。
しかしコロナショックを経験して、自分の価値観が少しだけ変わりました。
コロナウィルスが世界中で猛威を震いはじめ、資産価値が大きく目減りした2020年3月。その時は−16%。
数ヶ月持ち堪えたら回復してくれたわけで、精神状態としては比較的良好でした。
まだ投資元本が大きくないので、暴落幅が許容範囲内であったことも救いです。
しかし・・・
- −30%、−40%…と更に下落したら?
- 赤字が5年、10年、20年と続いたら??
そう考えると自暴自棄になるのが目に見えてます。
死ぬか忘れていない限り、長期投資を辞めてしまうでしょう。
【ポートフォリオ】債券を組み込む
シーゲル流ポートフォリオに債券を組み込むことに決めました。理由は以下の通り。
- 暴落に強くなる
- 安定的にインカムゲインを得る(財布がほっこり)
ぶるたろう
見直した結果は以下の通りです。
戦略分類 | 2020年 | 2021年 | 差分 |
インデックス戦略 ETF | 50% | 50% | ±0% |
リターン補完戦略 ETF | 25% | 25% | ±0% |
リターン補完戦略 個別株 | 25% | 20% | −5% |
債券マイルド戦略 ETF | 0% | 5% | +5% |
40歳になるまでに債券割合を20%まで高めていくために、まずは2021年に5%の割合を目指します。数年かけて時間分散するのです。
債券の割合は「120−年齢」という有名な方程式に従って算出しています。
2021年4月追記:債券比率を20%まで上げます
確定拠出年金ポートフォリオを外国株式100%にしたため、債券比率を一気に増やすことにしました。

戦略分類 | 2020年 | 2021年 | 差分 |
インデックス戦略 ETF | 50% | 40% | −10% |
リターン補完戦略 ETF | 25% | 20% | −5% |
リターン補完戦略 個別株 | 25% | 20% | −5% |
債券マイルド戦略 ETF | 0% | 20% | +20% |
従業員持株会を売却して得た75万円を投入したり、配当金再投資することで、理想に近づけていきます。

2021年4月追記:リターン補完戦略の細分化を辞めます
戦略分類 | 2020年 | 2021年 | 差分 |
株式インデックス戦略 | 50% | 40% | −10% |
株式リターン補完戦略 | 50% | 40% | −10% |
債券マイルド戦略 ETF | 0% | 20% | +20% |
まずリターン補完戦略を「ETF」と「個別株」部門に分け、比率20%ずつを設定していました。
しかし個別株ではなくETFを優先的に保有していくことにしたため、個別株を20%保有するのが困難になりました。

そのためリターン補完戦略を一本化することにしました。
個別株の保有比率に対する上限キャップが無くなることで、いつの間にか個別株比率が大きくなることが懸念されます。個別株は楽しいですから…
というわけで個別株比率を抑えられるように、買付手法で調整していこうと思います。(後述)
【売買手法】債券ETFからBNDを選定
まずは2020年の売買手法はこちら。
合計13万円は毎月入金しており、臨時ボーナスや配当も投じていたため、目標である年130万円は余裕で達成していました。
投資をハイペースに行ったことで、いざという時に買い増しできなかったのは反省。
そしてコロナにより会社の売り上げが落ちこみ、ボーナスも減る見込みです。
なので2021年は、毎月の入金額は減らしていきます。
債券ETF「BND」をポートフォリオに組み入れ
ウェルスナビがAGGを投資対象にしていたため、AGGにしようとしていました。
しかし調査していたところ、AGGと類似するBNDに辿り着き、手数料比較してBNDとしました。
- BND=0.035%
- AGG=0.04%
投資対象とする個別株は4種から選択
リターン補完戦略 個別株として投資する対象銘柄は7種としていましたが、4種まで減らしました。
セクター | 銘柄 |
生活必需品 | 【PG】P&G |
【MO】アルトリア・グループ | |
【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
ヘルスケア | 【JNJ】ジョンソン&ジョンソン |
【ABBV】アッヴィ | |
エネルギー | 【XOM】エクソンモービル |
情報技術 | 【CSCO】シスコ・システムズ |
さいごに:長期投資を目標にする
長期投資って本当に難しいですよね。
調子が良い時は自信があって、追加投資を行ったりして「ガンガン行こうぜ」モードです。
しかし株価が下がりだしたら、何かと理由をつけてポートフォリオをいじったり、投資額を増減させたりします。
この3年間で少しづつですが、自分が心地良いと感じる投資スタイルが分かってきた気がします。
常に心をを穏やかに居られるよう、ポートフォリオを作っていきたいものです。
以上です。
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