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【独学勉強法】基本情報技術者試験に初心者でも合格!勉強時間・参考書も紹介

基本情報技術者の勉強法

国家資格である、基本情報技術者試験。

IT初心者であった私が、2か月で「独学で一発合格した方法」を紹介します。

なおITを少しかじっている妻は、同じ勉強法で1か月で合格しました。

 

勤務先によりますが、基本情報技術者試験に合格することで多くの恩恵を受けられます。

  • 仕事に活かせる。
  • 転職活動に役立った。履歴書の資格取得欄に書くものができた!
  • 会社からお祝い金を貰えた。1万円!
  • 給料UPした。毎月3,000円UP!

ぶるたろう

これから勉強を始める方、リベンジされる方も、頑張っていきましょう!

基本情報技術者試験は、どんな試験?難易度は?

基本情報技術者試験は、どのような試験なのか説明します。

想定される試験対象者

高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
※引用:IPA「情報処理技術者試験情報処理安全確保支援士試験 試験要領」

なんだか難しそうに聞こえますが、初心者でも合格できます!私はITのことも全く知らず、実務経験もありませんでした。

 

試験形式

午前の部

  • 試験時間=150分(9:30~12:00)
  • 出題形式=多肢選択式(4択)
  • 出題数 =80問

午後の部

  • 試験時間=150分(13:00~15:30)
  • 出題形式=多肢選択式
  • 出題数 =大問13問のうち、7問選択

 

受験者・合格者、合格率の推移(難易度)

基本情報技術者の合格率推移※引用:IPA「情報処理技術者試験情報処理安全確保支援士試験 統計情報」

合格率は22.1%~35.4%の間であり開催回によってブレがありますが、平均は25.3%です。4人に1人近くが合格していることになります。

妻(合格者)

初心者でも合格できるし、ベテランの人でも2,3回落ちています。

ぶるたろう

初心者だからって、最初から諦めることはないです!

塾に行くべきなのか?独学で良いか?

塾に行くか?独学で学習するか?

私は独学で勉強することにしましたが、独学を決意した決め手は「お金が余りかからない」ことです。

 

独学のメリット

学費がかからない

塾に行くと10万円くらい払わないといけないですが、独学であれば参考書代のみです。

勉強する時間・場所が自由

塾に通うのが面倒だと思いました。独学ならカフェや家でゆったりと勉強できます。

塾の通信教育がありますが、独学と余り変わらない気がします。正直、塾が提供してくれる教材やDVDに魅力を感じませんでした。(市販の参考書でいいかなーと思いました)

 

独学のデメリット

どうやって勉強すればいいか分からない

これが一番悩みました。しかしネット上にたくさんの情報が出回っているので、それを頼りに勉強方法を確立しました。

モチベーションの維持が難しい

一人で勉強するのは孤独です。そして、今日は勉強しなくていいか…って甘えてしまうこともあります。

最近は勉強時間を記録できるSNSを使って、ネット上の友達から刺激をもらってモチベーションを保つのも良いでしょう。

 

塾・予備校を利用すべき人

Aさん

モチベーションが湧かない…

Bさん

IT用語を見ているだけで眠くなる…

Cさん

合格しないと、昇進/昇給できない…

上記に該当するような人は、塾を選ぶのが良いでしょう。年2回しか受験できないため、後悔しない選択をすべきです。

 

大手の塾を選ぶなら「資格の大原」あたりで資料請求しておきましょう。

コストが気になる人は、オンライン通信講座「STUDYing(スタディング)」を利用するのも良いです。中堅ですが、3万人以上の実績があります。

使用した勉強本(おすすめ参考書)

使用した参考書は、教科書と過去問題集の2冊だけです。

初心者だった私は「書いていることが理解できそうか」を重視して購入しました。

 

教科書(2020年度 対応)

懇切丁寧に説明が書かれており、「この本、何言ってるの?」という事態に陥りませんでした。

イラストが多いためイメージが湧きやすく、理解が深まります。

電子版(PDF)の教科書やスマホ単語帳アプリを無料でダウンロードできるので、通勤や遊びに行く際に重たい本を持ち運ばないで良いです。
スキマ時間を活かせるのが良かったです。

 

過去問題集(2020年度 対応)

計13回分の過去問が掲載されています。何といっても解説が分かりやすいです。

解説の内容が薄い本だと「問題を解く→覚える」ことになりがちです。

しかし、この本は「問題を解く→理解する→覚える」ことができる良書だと思います。

独学で勉強するコツ

独学で勉強するコツ

午前のコツ

合格するには、100点満点中60点をとる必要があります。そのためには、80問中、48問正解しないといけません。

 

①40問近くは過去問から流用

過去問を解きまくれば、「あれ?見たことあるぞ!」という問題に試験当日に出会います。しっかり過去問を解いておくことが重要です。

ここで8割(32問)くらい正解しておけば、ぐっと難易度が下がります。

 

②残りの40問は類似問題や初見の問題が出る

類似問題や、全く見たことない問題が出ます。これらに対応するには、理解力が試されます。

過去問を解いて解説を読んで、分からなければ教科書に立ち返るようにすれば、自然と理解が深まります。

しかし過去問の流用問題(上記①)を8割正解できるレベルになれば、これらの類似問題・初見問題は16問正解すれば良いのです!

 

午後のコツ

「情報セキュリティ(問1)」と「データ構造及びアルゴリズム(問8)」は必須です。

この2分野は、情報セキュリティとアルゴリズムは理解できるまで勉強しましょう。

特にアルゴリズムは、暗記ではなく、理解しておくことが大切です!

 

「ハードウェア」「ソフトウェア」「データベース」「ネットワーク」「ソフトウェア設計」「プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント」「システム戦略、経営戦略・企業と法務」に関しては6問中4問を選択します。

勉強していると、「苦手だな?」と思う分野が出てきます。苦手な分野に大量な勉強時間を割くのはムダです。

苦手であれば選択しなければいいですし、60点取れればいいわけです。完璧を目指す必要はないのです。

 

「ソフトウェア開発」は、C・COBOL・Java・アセンブラ言語・表計算ソフトから1つ選択します。

プログラミング経験者なら、好きな言語を選べばいいです。初心者は「表計算ソフト」を選択しましょう。

表計算を極める午後試験「表計算」を攻略するコツ!基本情報技術者に絶対合格

勉強時間はどれくらい必要?

基本情報技術者試験 勉強法

私が一発合格するために組んだスケジュールです。2か月間、1日2時間を勉強時間に充てました。

人によって勉強期間が異なると思いますので、ご自身でスケジュールを組んでいただければ良いかと思います。

私が実践した独学勉強法

勉強の流れ
  1. 概要をつかむ(Step.1)
  2. 午前対策(Step.2~4)
  3. 午後対策(Step.5~6)
  4. 総復習(Step.7)

この勉強法で、午前90点・午後85点近く取れました。

 

Step.1:教科書を読む

じっくり教科書を読みましょう。暗記するのではなく、理解に努めましょう。

最初から暗記してもすぐに忘れます。過去問を解いていけば、自然と暗記できると思います。

 

Step.2:午前の過去問を解いてみる[1回目]

怖がらずに、午前の過去問に着手しましょう。自信をもって解けた問題に「✓(チェック)」していきます。

過去問の解説を読んでも分からなければ、教科書に立ち返りましょう。

妻(合格者)

この段階は全然解けないかもしれませんが、安心してください!

落ち込まないでくださいね。

 

Step.3:午前の過去問を解いてみる[2回目]

午前の過去問を解きまくります。このStepでも、自信をもって解けた問題には「✓(チェック)」しましょう。

またスピードを意識し始めましょう。1問あたり1分半~2分で解けるようになれば、試験中に見直しする時間も生まれます。

 

Step.4:午前の過去問を解いてみる[3回目]

午前の過去問で、分からなかった問題だけ解いていきます。

「✓(チェック)」がついていない問題が対象になりますね。

ぶるたろう

もう答えを覚えてくる頃かもしれませんが、計算問題は必ず手を動かしましょう!

 

ここでも時間を意識しましょう。1問あたり1分半以内に解くことを目標にしてみると良いです。

妻(合格者)

試験当日は不安のせいか、必要以上に時間がかかってしまいます。

試験勉強中に早く解いておく練習しておけば、当日は余裕を持てますよ!

 

Step.5:午後の過去問を解いてみる[1回目]

本番さながらに、午後の過去問を解いてみましょう。しっかり時間を測り、マークシートを使います。

時間内に終わらない場合でも、中断せずに、時間がどれだけ足りないのか測定しておくと良いです。

 

午後の過去問も午前と同様、自信をもって解けた問題は「✓(チェック)」しましょう。

ぶるたろう

最低でも過去3回分は解いておきましょう!

傾向がつかめます。そして、何よりも自信がつきます。

 

Step.6:午後の過去問を解いてみる[2回目]

午後の過去問で、分からなかった問題だけ解いていきます。「✓(チェック)」がついていない問題が対象です。

 

Step.7:総チェック

教科書を読んでもいいですし、もう一度過去問を解いてみるのも良しです!

妻(合格者)

私は弱点の補強のため、教科書をじっくりと読むようにしました。

試験前日の過ごし方

試験前日の過ごし方

  • 忘れ物がないかチェックする。
    • 証明写真付き 受験票
    • 鉛筆、シャープペンシル
    • 消しゴム
    • 時計
    • マスク(必要に応じて)
    • ポケットティッシュ(必要に応じて)
    • 目薬(必要に応じて)
    • あめ玉(必要に応じて)
  • 試験会場の最寄り駅へのルートを調べておく。
  • 無理に勉強せず、ゆっくり睡眠をとりましょう。

妻(合格者)

試験当日は本当に疲れますよ!ゆっくり休んでください。

あ、目覚まし時計はセットしましょうね!

試験当日の過ごし方

試験当日の過ごし方

午前試験開始前

  • 1時間前に、試験会場の最寄り駅に到着する。
    • 遅刻してしまっては努力も水の泡です。
  • ゆっくり朝食をとる。
    • 頭を活性化させましょう。落ち着きます。
  • トイレに行っておく。
  • 飲み物と、昼食を買っておく。
    • 昼食の時間が1時間しかありません。飲食店に入ると待ち時間に時間を取られてしまいます。

 

午前試験終了~午後試験開始前

  •  午前試験の答え合わせをしない。
    • 心配になるだけです。午後試験のモチベーションが下がってしまいます。
  • 昼食を食べながら、ざっと参考書を読む。
  • トイレに行っておく。

ぶるたろう

トイレに行かなくていいかなーと思っていても、とりあえずトイレへ行きましょう。

私は、2時間近くもトイレを我慢しました(泣)

さいごに:初心者でも独学で合格できる!

とにかく過去問を解くべし!アウトプットしながら、インプットしていきましょう。

試験前日・当日は余裕をもって、試験に挑みましょう。健闘をお祈りしております。

 

<おすすめ参考書>

 

以上です。

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