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【まとめ】投資信託とETFの違いをガッツリ比較!使い分け方を整理する

投資信託とETF比較

投資信託やETFには一長一短あり、投資スタイル次第でお薦めしたいものが異なります。

私のように、投資信託・ETF両方を選ぶのも良いと考えます。

本記事では、それぞれの違いを明らかにし、何を選べば良いか判断するのに役立てれば幸いです。

当記事で分かること
  • 楽天VTと本家VTを比較できる
  • 投資信託とETFどっちが良いか、みんなの意見が分かる
  • それぞれ向いている人が分かる

投資信託とETFの違いを具体的に比較

投資信託とETFの関係

投資信託とETFの違いを分かりやすく説明するため、投資信託で有名な「楽天VT」と、その投資先ETFである「本家VT」を例にしてみます。

  • 楽天VT=楽天が間に入ふことで、本家VTの購入ハードルを下げた商品
  • 本家VT=全世界株式をパッケージ化した商品

 

項目別に比較してみると以下の通り。

楽天証券で「楽天VT」と「本家VT」を取引するケース(2019/3時点)
比較項目投資信託
(楽天VT)
ETF
(本家VT)
上場未上場上場
価格変動1日1回リアルタイム
最低取引価格100円約8,200円
運用コスト0.2196%0.09%
取引手数料0円0.45%
積立
配当の受取り
NISA
つみたてNISA

 

買いやすさは「投資信託」の勝ち!

  • 投資信託
    • 投資信託は少額100円から始められる
    • 取引する度に取引手数料を支払わないで済む
    • 毎月の積立が簡単で、銀行口座やクレジットカード引き落としで完結
    • つみたてNISAを活用できる
  • ETF
    • ある程度まとまった金額が必要
    • 取引する度に為替・取引手数料がかかる
    • 自分が売買したい価格を指定して注文できる
    • 証券会社によっては積立可能(例:SBI証券

 

手数料の安さは「ETF」の勝ち!

  • 投資信託
    • 保有しているだけで発生する運用コストは高め(ETF手数料に加え、投資信託を売る会社がマージンを乗っけている)
  • ETF
    • 運用コストが安い
MEMO
運用コストの安さはETF最大のメリットと言え、投資信託より2倍以上お得なケースも多く、長期投資したい人の強い味方です。

 

配当の満足度は「ETF」が勝ちか?!

  • 投資信託
    • 配当金を受け取れないケースが多い
    • 配当が自動で再投資される商品であれば、税金繰り延べ効果が期待できる
  • ETF
    • 配当金を受け取れるが、税金を毎回支払うことになる
MEMO
「毎月分配型」の投資信託もあります。配当を出した分だけ基準価格が下がる「タコ足分配」商品である可能性も高いので注意!

自分で自分の足を食っても、得しません。むしろ高い信託報酬手数料を支払うことで、損してしまうケースが多いです。

投資信託 vs ETF!みんなの意見は?

投資信託派、ETF派それぞれの意見を見てみましたが、「ETF」推しの人が多い印象を受けました。

投資信託派の意見

ETF派の意見

さいごに:投資信託とETFの使い分け方を考える

投資信託とETFの特徴を踏まえ、それぞれに向いている人を整理していました。

投資信託をオススメしたい人
  • 面倒な手続きが嫌い
  • つみたてNISA制度に惹かれている
  • 自動的に投資したい(給与天引きに近い)
  • 少しずつ投資を始めたい
ETFをオススメしたい人
  • 自分の裁量で投資したい
  • 配当収入を手にしたい
  • 運用コストを抑えたい
  • まとまったお金を投資に回せる

私はETF派ですが、投資信託も利用しています。楽天カード支払いで投資信託を買えば、ポイント1%還元されるからです。

このキャンペーンが無くなったら、ETFに絞るかもしれません。

 

以上です。関連記事も合わせてどうぞ。

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