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【仮想通貨】ICN(ICONOMI:イコノミ)の価格は上がる?特徴・将来性を知る

仮想通貨『ICONOMI(イコノミ)』

仮想通貨『ICN(ICONOMI:イコノミ)』は、デジタル資産管理プラットフォームです。

ICNを買うか検討するために、価格推移・特徴・将来性を調べてみました。

注意

ICNは世界最大級の海外取引所「Binance(バイナンス)」で取り扱っていましたが、上場廃止になりました。

『ICN(イコノミ)』の基礎情報

ICONOMIについて

通貨単位ICN
通貨名ICONOMI
日本語名イコノミ
公開月2016年8月
発行上限枚数1億枚
アルゴリズム
公式サイトhttps://www.iconomi.net/
Twitter@iconominet

『ICN(イコノミ)』の特徴

イコノミとは?

ICONOMI(イコノミ)は、デジタル資産管理プラットフォームであり、初心者からブロックチェーン専門家まで幅広いユーザーがデジタル資産へ投資・管理できます。

ICONOMIの通貨「ICN」はERC20トークンであり、プラットフォーム内で使用されます。

 

デジタル資産管理プラットフォームとは?

ICONOMIは、「仮想通貨の投資信託(ファンド)」を取り扱っている場所だと考えれば分かりやすいです。

参考までに、「投資信託(ファンド)」の意味は以下の通りです。

投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品

※引用:投資信託協会ホームページ

 

ICONOMI上で、いくつかの仮想通貨を組み合わせた投資信託(ファンド)商品を作ることができます。

※ICONOMIでは、DAA(Digital Asset Arrays)と呼んでいます。

そして、僕たちはDAAに投資することができます。

 

<補足:組み合わせ可能な仮想通貨>

※2018年1月25日時点の情報。黄色塗りはコインチェックで買える銘柄です。

0x, AdEx, adToken, Aragon, Augur, Bancor, Basic Attention Token, Bitcoin, Bitcoin Cash, Blocktix, Civic, Cofound.it, Creditbit, Decentraland, Digital Cash, DigixDAO, district0x, Edgeless, EOS, Enigma, Ether, Ethereum Classic, Everex, FirstBlood, FunFair, GameCredits, Gnosis, Golem, Humaniq, Icon, Iconomi, iExec RLC, KyberNetwork, Legends Room, Loopring, Lisk, Lunyr, MaidSafecoin, Matchpool, Melon, Metal, Monaco, Monero, Nexium, Numeraire, OmiseGo, Patientory, Qtum, Quantstamp, Raiden, Request, Ripio Credit Network, Ripple, SALT, SingularDTV, Status, Steem, Storj, Swarm City, Synereo, TenX, Tierion, The Quantum Resistant Ledger, Viberate, Waves, WeTrust, Wings

 

実際にDAAを見てみましょう

DAAの一部を紹介

DAAの一部を紹介

Blockchain Index (BLX)や、Crush Crypto Core (CCC)がDAAであり、ファンド商品に相当します。

2018年1月時点、約20のDAAがあります。(実際に見てみる

 

例として、Blockchain Index (BLX)に含まれている銘柄を見てみます。

Blockchain Index (BLX)の組み合わせ資産(抜粋)

Blockchain Index (BLX)に含まれる銘柄(抜粋)

コインチェックを使っている人なら、半分くらいは知っている銘柄で構成されていますね。その他の銘柄は、海外取引所バイナンスで買えます。

 

Blockchain Index (BLX)のリターンや手数料を見てみます。

Blockchain Index (BLX)のリターン・手数料

Blockchain Index (BLX)のリターン・手数料

2017年は仮想通貨元年と言われていたこともあり、1年のリターンが「3,669%」です。

Blockchain Index (BLX)に100万円を投資しておけば、約3,700万円になったということ。

ただし、投資信託(ファンド)商品と同様、手数料を取られるみたいです。

ぶるたろう

ICONOMIであれば、自分の好みにあったDAAを購入するだけで、プロが運用してくれます。

コインチェックの場合は、自分でコインを調べて、自身でポートフォリオ管理しなければなりません。

 

自分でDAAを作ることもできます

ICONOMIでは、DAA(仮想通貨のファンド商品)を買うだけでなく、自身で商品を作ることもできます。

  • 複数の仮想通貨銘柄を組み合わせ、調整することができる。
  • DAAを効率的に管理することができ、ライバルに勝てるように最適化し、コミュニティの間で評判を確立させる。
  • DAAをコミュニティと共有することができる。

ぶるたろう

誰でも「ファンドマネージャー」になれるということです。

響きがカッコいいですね!

運用してあげる立場になるので、報酬として運用手数料をもらえます。

 

ICONOMIのはじめ方

ICONOMIはサービスを開始していますので、興味がある方は是非!

<登録方法>

  1. 会員登録ページにアクセスする。
  2. メールアドレス・パスワードを登録する。
  3. 登録したメールアドレスに認証メールが届くので、認証ボタンを押す。

※ログイン後、「アカウントページ」で2段階認証の設定が可能です。

 

なお、レベル(Tier0~Tier3)に応じて、入金・出金額に上限があります。

アカウントレベル毎に入金・出金制限がある

アカウントレベル毎に入金・出金制限がある

アカウント登録しただけの状態は「Tier0」であり、入金・出金額はゼロです。何もできないということですね。

身分確認(電話番号認証・顔写真確認)で「Tier1」に上がり、預金/引き出しが可能になります。

『ICN(イコノミ)』の価格

価格推移チャート

ICN価格推移チャート(2016年9月30日~2018年1月23日)

ICN価格推移チャート(2016年9月30日~2018年1月23日)

2017年は最大で約45倍(0.1ドル→4.5ドル)」の高騰。

  • 2016年
    • 1ICN=0.1~0.3ドル付近を推移。
    • 2016年10月25日に、一時的な高騰により、0.65ドルになりました。
  • 2017年1月~5月中旬
    • 1ICN=約0.3ドルからはじまり、じわじわと0.8ドル付近まで上昇。
  • 2017年5月下旬~9月中旬
    • 価格急騰しはじめ、2017年6月22日に4.5ドル付近まで上昇。
    • その後、7月16日に1.6ドル付近まで戻り、上がったり下がったりを繰り返す。
    • 最終的に、1.5ドル付近で落ち着く。
  • 2017年9月下旬~12月中旬
    • 1.5ドル台を推移。
  • 2017年12月下旬~
    • 再び価格急騰し、1月10日に5.26ドルまで上昇。
    • ビットコインが100万円台まで落ち込んだ1月17日に2.2ドルまで落ち込みました。

 

現在の価格

最新の価格は、以下の通りです。

『ICN(イコノミ)』の将来性を考える

ICONOMIの主要分野

ICONOMIは、「①ユーザー」、「②DAAマネージャー」、「③プラットフォーム」の3つを主要分野として定め、注力していくとのこと。

<2018年の注力テーマ(抜粋)>

  1. ユーザー
    • DAAページの改善
    • エンドユーザー向けに対応する法定通貨を増やす
    • DAAディスカバリーページの再設計
    • すべてのDAAを含むDAAマネージャページ
    • ウェブサイトの再設計
    • 主なユーザー統計のアップグレード
    • デビットカード
    • 個々のデジタル資産の直接購入
  2. DAAマネージャー
    • リスク削減の可能性
    • DAAマネージャーによるイベントの整理
    • DAAトークン化プロセスの最適化
    • 企業アカウントのサポート
  3. プラットフォーム
    • ICNでの手数料の導入
    • BIG4の監査
    • 紹介プログラム
    • オープンプラットフォーム
    • API(データ・取引の読み取り)
    • チャート作成システムの再設計
    • トレーディングエンジンのアップグレード
    • 保管サービス

ぶるたろう

最終的な姿が想像できない取り組みもチラホラ。

一つ言えることは、ユーザーが目にする部分はもちろん、ユーザーが直接見えない部分も改善していくということ!

個人的には、「開発に取り組む姿勢」に惹かれます。

 

ライバルが増えてくる分野

仮想通貨「Melonport (MLM)」が、ICONOMIのライバルだと言われています。Melonportの最新価格は、以下の通り。

 

現在、投資信託商品を購入できる場所は山ほどあります。(どこの証券会社でも買えますね)

今後、仮想通貨ファンドを購入できる場所は沢山誕生してくるはず。

 

以下の条件が揃ったプラットフォームに、ユーザーは集まると考えています。

  • 魅力的な商品を多く扱っている。
  • ユーザーインターフェースが優れている。
  • 決済しやすい。
  • 信頼できる。

ぶるたろう

ライバルが増える前にICONOMIの地位を確立できるか、気になるところです。

僕はICN(ICONOMI:イコノミ)を買うか?

  • ICONOMIは、仮想通貨ファンドを作ることができ、それらのファンドに投資できるプラットフォームです。
    • お金を預ければプロが運用してくれるので、投資初心者には良いサービスですね。
  • しかしICONOMIで買わなくても、証券会社で仮想通貨ファンド商品を購入できる気がします。
    • そうなると、手強いライバルが増えることになります。
    • 「信頼性」や「既存顧客数」という理由でICONOMIが負けてしまうことを危惧し、僕はICNコインの購入を控えます。
  • 仮想通貨投資サポートサービス「CND(コインダッシュ)」によると、ICONOMIの機能を統合していくみたいです。もしかしたら、シナジー効果が生まれるかも!
  • 2018年10月9日、Binanceで上場廃止アナウンスがありました。購入しないで良かったです。

 

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