仮想通貨『POA(POA Network:ポア ネットワーク)』は、スマートコントラクトを実現できる高スペックなdAppsプラットフォームです。
この仮想通貨は、世界最大級の海外取引所「Binance(バイナンス)」で取り扱っています。
POAを買うか検討するために、価格推移・特徴・将来性を調べてみました。
目次
『POA(POA Network)』の基礎情報
通貨単位 | POA |
通貨名 | POA Network |
日本語名 | ポア ネットワーク |
公開月 | 2018年2月 |
発行上限枚数 | 約2.5億枚 |
アルゴリズム | PoA(Proof of Authority) |
公式サイト | https://poa.network/ |
@poanetwork |
ぶるたろう
『POA(POA Network)』の特徴
POA Networkは、スマートコントラクトを実現できるdApps(分散型アプリ)プラットフォームです。
POA Networkの通貨「POA」はERC20トークンであり、プラットフォーム内で使用されます。
POA Networkとイーサリアムの違いは?
公式サイトでは、イーサリアムで出来ることは、POA Networkでも実現できると言っています。
主な違いは、承認アルゴリズム(取引の承認方法)にあります。
※「承認アルゴリズムって何?」と思われた方は、「ビットコインの承認アルゴリズムを難しい言葉を使わないで説明」をどうぞ。
イーサリアムとPOA Networkの承認アルゴリズムは、以下の通り。
- イーサリアム=PoW(Proof of Work)
- PoS(Proof of State)に変更予定。
- POA Network=PoA(Proof of Authority)
「PoA」は、安価/高セキュリティ/高スピードな取引を実現します。

3つのアルゴリズムのイメージ(引用:NEWS ON JAPAN)
先ほど挙がった3つの承認アルゴリズムを簡単に説明すると…
- PoW(イーサリアム変更前)
- 難しい問題を一番早く計算した人が、取引を承認する
- 計算には膨大な電力を必要とする
- 誰でも承認できる(悪い人でも、お金を持っていたらOK)
- PoS(イーサリアム変更後)
- 多くのコインを保有する人が、取引を承認する
- 難しい問題の計算不要
- 誰でも承認できる(悪い人でも、お金を持っていたらOK)
- PoA(POA Network)
- 承認者の身元が証明されている
- 承認者は交互に承認していく(計算不要)
ぶるたろう
- 難しい問題を計算しないで良いため、承認作業が「安価」で「高スピード」になる。
- ブロック生成時間は5秒。イーサリアムより3倍早いスピード!
- 承認者の身元が証明されているため、「高セキュリティ」である。
※詳しくは、ホワイトペーパーをどうぞ。
承認者の身元証明とは?
上画像の通り、『取引の承認者(バリデーターと呼ぶ)』の氏名や住所が公開されています。
「犯罪記録が無いこと」なども確認した上で、バリデーターを選出しています。
POAでは、身元が明らかな人に大事な作業(承認)を任せられるというわけです。
『POA(POA Network)』の価格
価格推移チャート

POA価格推移チャート(2018年3月1日~3月4日)
ICO価格は1POA=0.0724ドルでしたが、Binanceに上場した翌日3月1日に0.708ドルまで上昇しています。
その後は0.42ドル~0.5ドル付近で落ち着いています。
短期的に『約9.8倍(0.0724ドル→0.708ドル)』の高騰です。
現在の価格
最新の価格は、以下の通りです。
『POA(POA Network)』の将来性を考える
POA Networkは「dAppsプラットフォーム」です。
沢山のアプリが開発されて世の中に普及していかないと、価値を発揮しません。(イーサリアムやNEOも同じ)
既にdAppsが存在する
2018年3月時点では、POA Networkを稼働させる上で必要なアプリや、ICOキャンペーンを簡単に行えるアプリ、証明系アプリが誕生しています。
証明系アプリでいえば、様々な持ち物(電話番号/Githubアカウント/住所/銀行口座)の所有を証明するアプリが開発されています。
絶対的な証明ができるようになれば、ますます世の中が便利になりますよね。
ぶるたろう
ロードマップ
POA Networkは、2018年までのロードマップを描いています。
既にメインネットは公開されているので、更にdAppsを増やしていく段階にいます。
- 2017年12月
- POA Networkのメインネットがローンチされた。
- 2018年1月
- ブロックチェーンのスケーラビリティに更に注力した。
- 2018年前半
- ブリッジを使って、複数のPoAベースのネットワークがdAppsを繋ぐ。
- 2018年後半
- Interledgerプロトコルで繋いだ複数のネットワークを持つプラットフォームになる。
僕はPOA(POA Network:ポア ネットワーク)を買うか?
- POA Networkは、スマートコントラクトを実現できるdAppsプラットフォームです。
- 独自の承認アルゴリズム「PoA(Proof of Authority)」によって、安価/高セキュリティ/高スピードな取引を実現します。
- トークンセールで即完売するほどの魅力を有する銘柄!
- 僕は、POAをお試し買いしておきます。もう少しdAppsが増えてきたら積極投資を検討。
- まだ始まったばかりのプロジェクト。「イーサリアム」や「NEO(ネオ)」より規模は小さい。
- まだ初期段階である「EOS(イオス) 」が注目されているが、POAも負けていない気がする。
- 「WAN(ワンチェーン)」は、POAの対抗馬になるかもしれません。
おすすめの取引所・買い方
海外取引所「Binance(バイナンス)」で購入することを推奨します。手数料が安く、取り扱い銘柄が豊富で、文句無し!
Binanceは日本円で仮想通貨を売買できないので、国内取引所からBinanceへ仮想通貨を送金する必要があります。
以下の手順であれば、スムーズに購入でき、ムダな手数料を支払わずに済みます。
▼この記事を読んだ方へのオススメ記事3選▼