ROUNDDOWN関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
ROUNDDOWN関数とは?用途を説明
セル子
小数点の桁数を統一したい場合は、どうすればいいんだろう?
エク先輩
じゃじゃーん、ぼくの出番だね!
ROUND系の関数を使おう!
セル子
Round a number!!数値を丸めるということですね!
数値を切り捨てて丸める場合は、ROUNDDOWN関数を使うんですね。
ROUNDDOWN関数の使用頻度
★★☆(2つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
ROUNDDOWN関数の入力方法
=ROUNDDOWN(①,②)
① | 切り捨てる対象とする数値を指定します。 |
② | 数値を切り捨てた結果の桁数を指定します。 ※指定するイメージは以下の通り。 |
「②指定する桁数」について
- 0 :小数点以下を切り捨て、整数にする
- 1 :小数点第2位以下を切り捨て、小数点第1位までの数値にする
- 2 :小数点第3位以下を切り捨て、小数点第2位までの数値にする
- 3 :小数点第4位以下を切り捨て、小数点第3位までの数値にする
- -1:1の位までを切り捨てた整数にする
- -2:10の位までを切り捨てた整数にする
- -3:100の位までを切り捨てた整数にする
ROUNDDOWN関数の使い方
B2セルに入力する関数は…
=ROUNDDOWN(A2,1)
A2セルの「1.234」の小数点第2位を切り捨て、小数点第1位までの数値にします。その結果は「1.2」です。
A3セルの「2000.72」をROUNDDOWNしてみましょう。
- =ROUNDDOWN(A3,0)
→2000 - =ROUNDDOWN(A3,1)
→2000.7 - =ROUNDDOWN(A3,-1)
→2000
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
ROUNDUP | ★★☆ | 数値を指定した桁で切り上げる。 |
ROUND | ★☆☆ | 数値を指定した桁で四捨五入する。 |
INT | ★★☆ | 小数点を切り捨てて整数にする。 |
