妊娠が発覚して1か月ほど経過したころ、妻が毎日のようにトイレで嘔吐していました。
そんな妻を見て言ってしまった、妊婦に対して言ってはいけないタブーワード。
ぶるたろう
妻(怒り)
悪阻(つわり)だからに決まってるじゃん!
・・・
僕は「つわり」のつらさが分かりません。そんな僕でも、ちゃんと「つわり」と向き合っておきます。
目次
「つわり」って何?
つわりの症状は多彩で個人差が大きいため、一般的なつわりの症状を記す。
・吐き気、嘔吐、唾液の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気など。
・匂いに敏感になる(米飯やたばこの残り香など)。
・食べ物の好き嫌いが変化し、食欲が減退、または増進する。
※引用「wikipedia -つわり-」
ネットで「つわり」というものについてリサーチしてみましたが、”何となく”しかイメージが沸かない…。
そこで、「妻の生の声を聴けば、少しはつわりの辛さが実感できるかな?」と思い、妻にインタビューしてみることにしました。
ぶるたろう
妻(呆然)
・・・想像以上に過酷だったようです。
妻のつわりがひどい…地獄だ!
以下は妻の経験した、つわりです。地獄ではないかと思います。
(オスとして産まれて良かったというのが、正直なところです)
あらゆる場面で吐き気がする、そして吐く
妻は、2パターンの「吐きつわり」と戦っていました。
①ご飯
ご飯を食べたら、すぐにトイレへ直行。美味しいご飯を食べに行っても、吐いてしまう。
吐いてしまうから、お腹が空いてしまう。お腹が空いても、吐き気がする。また食べる。そして、吐きたくなる。
「ご飯→吐く→空腹→吐く→ご飯…」と、ずっとループ。吐きすぎて、ノドが出血してしまう。
②臭い
香水、たばこ、炊き立てのご飯、生魚、生肉、生ごみ。これらの臭いが鼻に入った瞬間、吐き気がする。そして、トイレへ駆け込む。
満員電車に乗った瞬間、吐き気がする。でも、さすがに我慢。その時は、飴を舐めて、気を紛らわす。
寝る際には、自分の唾液の臭いで、吐き気がする。そして、夜な夜な嘔吐。全然、寝れない。
常に、臭いとの戦い。
頭が痛い、そして腹も痛い
一日中、頭が痛いようです。また、腹痛も同時に押し寄せてくる。
それでも、職場に向かい、家に帰ったらご飯を作る。
男でも「つわり」を体験してみたい
「つわり地獄」を少しでも感じられないか、私は考えました。
ぶるたろう
妻(呆然)
1週間の疑似体験
僕は二日酔いになるレベルの量のお酒を1週間飲み続け、普段通り生活することにしました。
<開始初日~3日経過>
余裕。飲み会の多い忘年会シーズンに近い感覚で楽しい。
<4,5日経過>
お酒が全然抜けない。平常に戻るが夕方。そして、また飲み会。
でも、飲み会は楽しい。夜だけは、楽しめている。
<6,7日経過>
ずっと吐き気がする。水がお酒の味がする。ヘパリーゼを1日3本飲んでいる。
会社に行っても、使い物にならない。飲み会も苦しくなってきた。こんな身体なんて、要らない!!
※結果は個人差があると思います。私は強くない方です。
※自身の肝臓と相談の上、実施してください。
体験を終えて
疑似的につわりを経験しただけの僕ですが、もうお腹いっぱいです。
本当に辛かったのは、2日間くらいです。これがずっと続くのは耐えられないと思いました。
自分なりに「つわり」と向き合ってみましたが、女に生まれ変わらない限り、本当の辛さは一生味わえないんでしょうね。
夫として「できること」
どのように妻のつわりと向き合えばいいのでしょうか。
つわりを疑似体験した私が導き出した答えは、「妻の立場になってみて、できることを考える」です。
妻の立場になってみる
僕の考える「つわりと格闘している妻」の立場は、以下の通りです。
- 妻は好きなものを我慢している。
- コーヒーが飲めなくて、いつもノンカフェインの飲み物を摂取
- お酒が飲めない
- 大好きなお寿司を食べられない など
- 常に痛みと戦っている。
- とにかく吐く
- 頭が痛い
- お腹が痛い など
- 辛くても、朝になったら仕事に行く
- 元気に振る舞い続ける
- 会社のトイレでこっそり吐く など
- 上記を数か月の間、辛抱しなければならない。
ぶるたろう
妻のためになるアクションを考えてみた
- 妻が辛そうにしていたら、「大丈夫?」と声をかける。
- 吐き気を感じていたら、やさしく背中をさする。
- つわりが終わったら何をするか話したりして、妻に希望の光を見せる。
- 色々な臭いが充満しているスーパーへの買い物は、夫が行く。
- 率先してご飯を作る。(あくまでも妻が食べやすいもの、食べたいものを優先)
- 食器洗いする。食器洗い後は、生ゴミをゴミ箱へ捨てる。
- ゴミ出しする。
- 夫が家に帰ったら風呂に入り、あらゆる臭いがついた服・身体を妻から遠ざける。
- 洗濯する。
仕事もあるので、いきなり全部やるって難しいんですよね。できることを少しずつ実践することで、妻に想いは伝わるんじゃないかなと思います。
ぶるたろう
さいごに:僕と同じ失敗をしないで
我が家はそろそろ子どもが産まれます。その前に、どうしても振り返っておきたかったテーマ「つわり」に関してでした。
これからパパになる皆さまが、同じ轍を踏まないことを祈願しております。
ぶるたろう
妻(怒り)
ぶるたろう
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