妻は出産してから5日間、入院しました。出産後すぐに、母子同室の生活が始まったのです。
育児休暇中の僕は面会に毎日行ったのですが、日に日に妻が擦り減っていくのを感じました。
入院生活4日目の夕方、妻は泣きながらご飯を食べていました。
※妻はそんなに泣くタイプではありません。
出産と同じくらい、産後入院は過酷だったようです。その理由を5つ紹介します。
出産したら全ての辛さから解放されるものと、僕は甘く見ていました…。

目次
辛い理由①「忙しすぎる」
ぶるたろう
漫画や雑誌を差し入れしなくて良かったです。差し入れしていたら、一生恨まれたかも。
勉強することが沢山ある
出産が一段落するとすぐに、赤ちゃんと一緒に生活するために必要な知識を叩き込まれます。
- 抱っこの仕方
- おむつの替え方
- 授乳方法(横抱き、縦抱き、フットボール抱き、添い乳)
- 沐浴の仕方
- 体温の測り方
3時間おきに授乳
3時間に1回は授乳しなければなりません。赤ちゃんがぐっすり寝ているからといっても、授乳のために起こします。
一度寝てしまった赤ちゃんを起こすのが、難しい。そして、授乳や寝かし付けも難しい。
「赤ちゃんを起こす → 授乳する → 寝かす」サイクルを一巡するだけでも、1時間半以上かかりました。
上記のサイクルとは別に、おむつも変える必要がありますし、定期的に体温を測って体温調整しないといけないです。
出産して疲労がたまっているのに、まとまった休む時間が無いのです。
来客対応
「産まれてきた赤ちゃんに会いたい」ということで、僕や妻の父母が訪れました。
面会時間に寝ているわけにもいかないですし、気を遣いますし、心身ともに休まらないですね。
辛い理由②「おっぱいを吸ってくれない」
おっぱいを飲ませるのが慣れていない妻。おっぱいを吸う力が弱い赤ちゃん。おっぱいを飲んでくれなくて、飲んでも吐き出してしまう。
でも、哺乳瓶だったらゴクゴクと飲んでくれたのです。哺乳瓶で母乳を飲ませるため、必死に搾乳をしていました。
「おっぱいを吸ってくれないのは、私のせいなんじゃないか。」
「私は必要とされているのか?」
妻は自分のことを責めていました。
ぶるたろう
辛い理由③「夜になると元気になる赤ちゃん」
昼はスヤスヤ眠っていたのに、夜になると1時間に1回は泣きわめく。
「今日も全然眠れないなー」と考えながら、真っ暗な病室で一人で赤ちゃんをあやしていたようです。
ぶるたろう
夜に泣かれると、心の擦り減り方が早いですよね…。
辛い理由④「周りの赤ちゃんと比較してしまう」
産後入院の部屋は「個室」か「大部屋」か選択できましたが、我が家は「大部屋」にしました。
大部屋にすると…
赤ちゃんの泣き声が昼夜問わず鳴りやまないのは勿論ですが、周りの赤ちゃんの様子が耳に入ってくるんですよね。
妻
といった感じで、周りの赤ちゃんと比べてしまい、心配になってしまったようです。 膣口と肛門の間を分娩時に切開する「会陰切開」により、歩くのも、座るのも大変そうでした。ドーナツクッションが無いと、痛くて座れない。 また、慣れない抱っこで筋肉痛になったり、ベビーベッドにいる赤ちゃんのお世話をする時に腰を痛めてしまう。 ▼続きのストーリーもどうぞ▼ ▼完全母乳?混合?完全ミルク?▼妻
辛い理由⑤「身体が痛い」
ぶるたろう
まとめ:産後入院は死ぬほど辛い
生後1ヵ月で「混合」から「完ミ(完全ミルク)」に移行した理由【切り替えるか悩みました】