株式投資を始めるにあたり、目標を決めておきたいものです。
何をするにしても、行き当たりばったりでは上手く行きませんからね。
本記事では、32歳サラリーマンの私が設定した株式投資の目標を公開します。ご参考までにどうぞ。
目次
資産運用の目的は3つ。1億円は貯めたい!
私が資産運用している大きな目的は3つです。
- 子供の大学費用
- 老後資金
- アーリーリタイア資金
目的①:子供の大学費用
子供が私立文系(私の出身大学)に通うことになった場合、500万円必要です。
いきなり数百万円を貯めるのは厳しいので、1歳の子どもが18歳になるまでの間にコツコツと貯めておきたいです。
※保育園、小学校~高校にかかる教育費は、貯蓄しなくても十分に支出できると思っています。
目的②:老後資金
老後の事はまだまだ先なので、前提を置いて考えていきます。
- 生活資金
- 年間400万円程度あれば生きていける
- 年金
- 70歳以降に支給開始
- 90歳まで生きる
- 夫婦で月20万円(年間240万円)
年金受給だけでは毎年160万円の赤字になります(240万−400万)。
20年間ショートしないように、合計3,200万円を蓄える必要があります。
目的③:アーリーリタイア資金
年金受給開始まで働き続けたいか?年を重ねるほど給料も安くなるでしょうし、私は働きたくありません。
子育て&住宅ローン完済を終わらせ、56歳になったら退職したいです。
6,300万円ほどを蓄えておけば、無職&年金受給のない15年間を楽しく生きられるでしょう。
目標金額は1億円
①~③の目的を満たすためには、トータルで1億円あればOKです。
目的 | 目標金額 | 必要時期 |
①子供の大学費用 | 500万 | 17年後 |
②老後資金 | 3,200万 | 23年後 |
③アーリーリタイア資金 | 6,300万 |
無理のない投資計画を立てる
楽天証券の積立かんたんシミュレーションを使って、無理のない投資計画を立てていきます。
気にすべきことは「リターン」です。必要なリターンが高すぎても、実現できなければ意味がありません。
- 投資の神様バフェット=20%超
- S&P500インデックスETF(SPY)=約9%
- 米国債券インデックスETF(AGG)=約3%
- 銀行預金=0.001%~
17年後に必要な「子供の大学費用」
子供の大学費用向けに、私はロボアド「ウェルスナビ」と「楽ラップ」に1万円ずつ投資していきます。
毎月2万円を17年積立する場合、500万円を貯めるのに必要リターンは2.3%であり、無理のない数値と言えるでしょう。
楽ラップとウェルスナビを辞め、ジュニアNISAで投資信託を始めました。
23年後に必要な「老後資金」と「アーリーリタイア資金」
目標金額9,500万に対して、今は700万円を貯めています。つまり残り8,800万円を23年で貯める必要があります。
確定拠出年金を含め、夫婦で毎月20万円を積立可能です。この条件でシミュレーションしてみます。
毎月2万円を17年積立する場合の必要リターンは3.8%であり、そこまで大きなリスクを背負う必要が無さそうです。
債券の割合を増やすことも考えましたが、株式中心に長期投資していきます。長期で見ると、株式より債券の方がリスクが高くなりますし。
ゴールが見えてきたら、債券比率を増やしていけば良いと考えています。
まとめ:株式投資の目標設定すべし
- 何のために、いくら貯める必要があるか?
- 毎月拠出できる金額は?
- 必要な年率リターンは?
株式投資の目標設定をすることで、必要なリターンを算出可能です。
そうすればポートフォリオや金融商品を決めやすくなります。また必要以上にリスクをとって、失敗することも無くなります。
以上です。関連記事も合わせてどうぞ。
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