2019年に確定拠出年金の資産配分を見直しましたが、その際に言っていたことは以下の通りでした。
確定拠出年金の最も大きなメリット「運用益は非課税になること」を活かすべきです。
つまり、リターンを見込めるファンドに投資すべきということになります。
元本割れリスクの無い定期預金の配分を大きくしても、運用益は殆ど発生しません。非課税のメリットを全然活かせず、とてもモッタイナイですよね。
しかしながら、実際には国内債券50%・外国株式40%・外国債券10%という守りの資産配分にしていました。
過去を振り返るに、非課税の恩恵を存分に受けるためには、外国株式100%にしておくのが無難でしょう。
そんなことは分かっていても、心の安定に繋がると考えて国内債券を多めに保有していたのです。

合理的な判断を下すべきだったと反省し、2年ぶりに確定拠出年金の資産配分を見直すことにしました。
ぶるたろう
確定拠出年金への依存度が低い今
私は従業員持株会や確定拠出年金だけでなく、それ以外にも数多くの資産運用に手を出しています。

資産割合をグラフにすると・・・
従業員持株会や株主優待・配当投資(じぶん年金用途)の割合が大きく、ポートフォリオ全体の約70%を占めています。
確定拠出年金の占める割合は12%であり、そこまで影響力がありません。
なので非課税である確定拠出年金は、リスクをとってでも、最大の運用益を目指していくべきだと思いました。
非課税枠って貴重なんですよね。つみたてNISAとかジュニアNISAだけでは枠が小さすぎます。
というわけで、外国株式(実際には先進国株式)を100%に変更します!
アセットクラス | これまで | 変更後 |
国内債券 | 50% | 0% |
外国株式 | 40% | 100% |
外国債券 | 10% | 0% |
その代わり、課税枠での投資において債券比率を高めてあげることにします。(後述)
確定拠出年金のスイッチングします
今保有している確定拠出年金の資産を全て、外国株式に切り替え(スイッチング)も行っておきます。
以下の通り、外国株式保有割合が6%上昇する程度であり、アセットアロケーションに大きな影響はありません。
なお、今後の積立割合を変えるだけでも良かったのですが、スイッチングも行っていきます。理由は2点です。
- ポートフォリオ全体で見た場合、アセットアロケーションへの影響は軽微
- 老後までの時間がまだまだ長いため、早めに切り替えた方が運用益を最大化できるはず
まとめ:守るか攻めるかは人次第
確定拠出年金が老後資金のベースになるのであれば、現状維持していたでしょう。
しかし保有資産の可視化をしてみたら、想像以上に確定拠出年金の占める割合が小さく、依存度が低かったです。
- 非課税枠:運用益を最大化する
- 課税枠 :運用益の最大化に囚われず、リスクを減らしていく
という考えのもとで、以下のように調整していきます。
種類 | 非課税制度利用 | 投資方針 |
現金・保険 | とっさの支出に対応できるように蓄えておく | |
従業員持株会 | 割合が大きくなったら、適宜リバランスしていく | |
株主優待・配当投資 | これまでは株式ばかりだった →積極的に債券を組み込み、守りつつ攻める | |
投資信託[自分用] | ◯ | 非課税を最大限活用するため値上がり期待 |
投資信託[子供用] | ◯ | 非課税を最大限活用するため値上がり期待 |
確定拠出年金 | ◯ | これまでは債券中心だった →非課税を最大限活用するため値上がり期待 |
コイン積立(仮想通貨) | スパイス的な位置付けで少額投資する |
以上です。関連記事も合わせてどうぞ。
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