LOOKUP関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
注意
LOOKUP関数には「ベクトル形式」と「配列形式」の2種類の使い方があります。
LOOKUP関数の配列形式ではなく、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数を使用することをマイクロソフトは推奨しています。
ここでは「ベクトル形式」の使い方を説明します。
LOOKUP関数とは?用途を説明
セル子
LOOKUP関数を勉強しよう!
検索範囲の1行目または1列目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する…
VLOOKUP関数やHLOOKUP関数の親戚かなー。
LOOKUP関数の使用頻度
★☆☆(1つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
LOOKUP関数の入力方法
=LOOKUP(①,②,③)
① | 検索する値を指定します。直接入力するか、セル参照します。 |
② | 検索範囲として、1行または1列のみのセル範囲を指定します。 |
③ | 対応範囲として、1行または1列のみのセル範囲を指定します。 検索範囲(②)と同じサイズを指定する必要があります。 ※省略可。 |
LOOKUP関数の使い方
200円の予算内でプレゼントできる商品は何でしょうか。E2セルに入力する関数は…
=LOOKUP(D2,A2:A4,B2:B4)
①検索値=D2(200円)
②検索範囲=A2:A4(”金額”列)
③対応範囲=B2:B4(”商品”列)
“金額”列(②検索範囲)で、200円(①検索値)があるか探す
→完全に一致するセルがありました。該当するのはA3セル
→”商品”列(③対応範囲)からA3セルに対応するセルを探すと、B3セルが該当
→答えはチョコレート!
エク先輩
予算(D2セル)を220円に変更しても、答えは「チョコレート」になるよ。
LOOKUP関数は検索範囲内で該当する行がない場合は、検索値以下の最大値を取得するんだ。
セル子
VLOOKUP関数やHLOOKUP関数は検索方法(完全一致or近似値)を指定できますが、LOOKUP関数は検索方法を指定できないんですね!
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
VLOOKUP | ★★☆ | 検索した範囲の1行目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。 |
HLOOKUP | ★☆☆ | 検索した範囲の1列目で特定のデータを検索し、該当する列の指定行にあるデータを取得する。 |
INDEX | ★☆☆ | 指定した行番号・列番号にあるデータを取得する。 |
MATCH | ★☆☆ | 検索範囲内で指定した値で検索し、最初に見つかったセルの位置を数値で返す。 |
