SUMIF関数って何?
どのように使えばいいの?
といった疑問を、1分以内に解消できるように分かりやすく説明します。
SUMIFS関数とは?用途を説明
エク先輩
セル子さん、もうSUMIF関数をマスターしたよね?今回は、SUMIFS関数を使えるようになろう!
セル子
はい。
SUMIFに”S”がついているということは、SUMIFの複数系ですか?
エク先輩
そんな感じ!
SUMIF関数は1つの条件を指定できて、SUMIFS関数は複数の条件に一致する数値の合計を求めることができる。
SUMIFS関数の使用頻度
★★☆(2つ星)
使用頻度の目安
★★★:よく使う。手が勝手に動くレベルまで練習したほうがいい。
★★☆:まあまあ使う。知っておいて後悔しない。
★☆☆:あまり使わない。頑張って覚えなくてもいい。
SUMIFS関数の入力方法
=SUMIFS(①,②,③,④,⑤,…)
① | 合計したい数値があるセルの範囲を指定します。 |
② | 【検索条件1つ目】 検索条件(③)の対象とするセル範囲を指定します。 |
③ | 【検索条件1つ目】 検索条件を指定します。 ※数値や文字列を直接入力したり、セルを指定できます。 |
④ | 【検索条件2つ目】 検索条件(⑤)の対象とするセル範囲を指定します。 |
⑤ | 【検索条件2つ目】 検索条件を指定します。 ※数値や文字列を直接入力したり、セルを指定できます。 |
SUMIFS関数の使い方
E3セルに入力する関数は以下の通り。
=SUMIFS(C3:C8,A3:A8,”>=2017/1/2″,B3:B8,”バナナ”)
①合計範囲=C3:C8(”販売個数”列)
②検索範囲1つ目=A3:A8(”日付”列)
③検索条件1つ目=”>=2017/1/2″
④検索範囲2つ目=B3:B8(”商品”列)
⑤検索条件2つ目=”バナナ”
2つの検索条件を同時に満たすのは7行目だけであるため、販売個数の合計は10個と計算されます。
エク先輩
検索条件の1つ目(2017年1月2日以降)を満たすのは6~8行目だけ!
その中で、検索条件の2つ目(商品名が”バナナ”)を満たすのは7行目だけ!!
あわせて知っておきたい関数
関数名 | 頻度 | できること |
IF | ★★★ | 条件を満たす場合と、満たしていない場合に、返す値を指定する。 |
SUM | ★★★ | 数値の合計を求める。 |
SUMIF | ★★★ | 1つの条件に一致する数値の合計を求める。 |
