2019年5月に、ポートフォリオへ組み込みたい米国個別株10銘柄をピックアップしました。
しかし堂々と、これらの銘柄へ投資できない場面が多々ありました。せっかく10銘柄を選んだのに意味が無いですよね。
その原因は「とりあえず選んでしまっていた」ことだと痛感しています。
米国個別株10種から7種へ減らした理由
2019年5月、景気が弱い時に本領発揮するディフェンシブセクターから10銘柄を抽出しました。
セクター | 銘柄 |
生活必需品 | 【PG】P&G |
【KO】コカ・コーラ | |
【MO】アルトリア・グループ | |
【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
ヘルスケア | 【JNJ】ジョンソン&ジョンソン |
【PFE】ファイザー | |
【ABBV】アッヴィ | |
公共事業 | 【D】ドミニオン・エナジー |
【NGG】ナショナル・グリッド | |
エネルギー | 【XOM】エクソンモービル |
しかし、せっかく選んだ銘柄にもかかわらず、投資を躊躇してしまうこともありました。
それもそのはず!上記の中には何となく理由をつけて、選んだ銘柄も含まれるからです。
何となく銘柄選択した理由
「【投資戦略】ポートフォリオに組み込みたい米国個別株10種」に書いた通り、銘柄数を10にした理由が適当すぎました。
※前回記載内容に対するツッコミ(赤字)を書きました。
- 最小構成の4銘柄(1セクター=1銘柄)では、資産の分散度合いが心配
⇒ムダに分散を気にしすぎ。そもそもVTで分散させている。 - 良い銘柄が多すぎて、絞り込めない
⇒絞り込めないなら、インデックス投資した方が良いでしょ! - 配当受け取り月を分散させたい
⇒毎月受け取る必要があるか? - キリの良い数が良かった
⇒自己満でしょ。
結果として、数合わせのために銘柄選定してしまったのです。
米国個別株の断捨離を決意
というわけで、米国個別株の投資対象をグッと絞ることを決意しました。以下の通りです。
セクター | 銘柄 |
生活必需品 | 【PG】P&G |
【KO】コカ・コーラ | |
【MO】アルトリア・グループ | |
【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
ヘルスケア | 【JNJ】ジョンソン&ジョンソン |
【ABBV】アッヴィ | |
エネルギー | 【XOM】エクソンモービル |
公共事業銘柄のドミニオン・エナジー[D]とナショナル・グリッド[NGG]を除外しています。
現在の生活から離れすぎていて興味を持ちにくいため、情報収集が疎かになったからです。
さらに、ヘルスケア銘柄のファイザー[PFE]を除外しました。
ヘルスケアから3銘柄を選ぶことにしており、とりあえずファイザーを選んでいた程度だったからです。
7銘柄にしてもポートフォリオ影響は微小
私が目指しているポートフォリオは以下の通り、個別株比率が低めです。
戦略 | 種別 | 割合 |
インデックス戦略 | ETF | 50% |
リターン補完戦略 | 米国株 | 25% |
ETF | 15% | |
日本株 | 10% |
あくまでも主力はインデックスETFであり、米国株は全体の25%程度しか占めません。
つまり10銘柄分散だろうと7銘柄分散だろうが、1銘柄あたりの保有割合は大差がありません。
- 10銘柄分散…2.5%
- 7銘柄分散…3.6%
そもそもインデックス戦略銘柄であるVT (全世界株式ETF)が、約8,000銘柄の分散投資を実現しています。
個別株を10銘柄にするか7銘柄にしようか考えているのは、ちっぽけな話ですよね。
まとめ:何となく銘柄選定しちゃダメ
「とりあえず」やっていると失敗しやすく、失敗すると大きく後悔することがあります。
これは投資だけでなく、仕事にも恋愛にも当てはまると思います。
何となく選んだ銘柄では、暴落時に自信を持てなくなり、バイ&ホールドが難しいでしょう。
ということでスパッと断捨離を行い、銘柄数を減らしました。ぶるたろう式 米国個別株7種の完成です!!
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セクター | 銘柄 |
生活必需品 | 【PG】P&G |
【MO】アルトリア・グループ | |
【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
ヘルスケア | 【JNJ】ジョンソン&ジョンソン |
【ABBV】アッヴィ | |
エネルギー | 【XOM】エクソンモービル |
情報技術 | 【CSCO】シスコシステムズ |
KOは対象外としました。
増配で有名な銘柄ですが、配当利回りが高いわけではないです。また常に株価が高いので手を出しづらかったです。
CSCOを投資対象にしました。
情報技術セクターの中では目立たない存在ですが、ネットワークが無いと生きていけないです。
また私にとって、比較的身近な存在だからです。
以上です。関連記事も合わせてどうぞ。
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