国内の主要な仮想通貨取引所は沢山ありますが、取り扱い通貨や手数料などが全然違います。
本記事ではお得に仮想通貨を売買(現物取引)できるように、売買形式(取引所形式/販売所形式)と銘柄毎にオススメの取引所を紹介していきます。
目次
まずは2つの売買形式(販売所と取引所)の違いを知ろう
まず仮想通貨投資を行う上で知っておきたいのが「販売所」と「取引所」の違いです。
- 販売所
- 取引所
これから「販売所」と「取引所」について、ざっくり説明していきます。
詳しく知りたい方は「販売所と取引所の特徴・違いまとめ」をどうぞ。
販売所とは?
「販売所」形式は、仮想通貨取引所から仮想通貨を買うことになります。
- 初心者でも、簡単に売買できる。
- 即座に売買できる。
- 言われた通りの価格で売買することになる。(取引所が利益を出すために、上乗せした価格になっています)
取引所とは?
「取引所」形式は他の人から仮想通貨を買うことになります。
- 自分が決めた価格で取引できる。
- 取引が必ず成立するわけではない。
- 慣れるまで売買が難しい。
「販売所」「取引所」はどんな人にオススメ?
2つの売買形式(販売所と取引所)は、それぞれ一長一短あります。自分が「どのように売買したいか」によって使い分けるのが良いです。
- 簡単に売買したい人…トレード初心者向け
☛販売所形式 - 無駄なお金を1円でも支払いたくない人…脱初心者したい人、中・上級者向け
☛取引所形式
【簡単売買したい人向け】国内のオススメ仮想通貨取引所
仮想通貨を簡単に売買したい人向けに、「販売所形式で売買できる国内の仮想通貨取引所」と「取り扱い銘柄」をまとめてみました。

販売所形式で売買できる銘柄と取引所(2019年7月)
上画像中の”○”は取引可能、“●”はオススメです。
販売所形式で売買したい方におすすめは、取り扱い銘柄が多い「GMOコイン」か「コインチェック」です。
他の取引所と何が違うのか、おすすめポイントを紹介します。
販売所形式は「スプレッド幅」を要チェック
販売所形式で売買したい場合、スプレッド幅(買う時と売る時の価格差)に注目すべきです。
ビットフライヤーとGMOコインにおけるビットコイン販売所の売買価格を見てみましょう。
ビットフライヤーのスプレッド幅

ビットフライヤーのスプレッド幅
ビットフライヤーのスプレッド幅は以下の通り。
買い=1,035,087円
売り=1,010,033円
→スプレッド幅=25,054円
GMOコインのスプレッド幅

GMOコインのスプレッド幅
GMOコインのスプレッド幅は以下の通り。
買い=1,038,632円
売り=1,015,632円
→スプレッド幅=23,000円
GMOコインのスプレッド幅は、ビットフライヤーより約2千円小さいですね。
これまでスプレッド幅を気にしていなかった方は、使っている仮想通貨取引所を見直してみましょう。
【販売所形式】銘柄別おすすめ取引所
販売所形式で購入できる銘柄ごとに、おすすめの国内仮想通貨取引所を整理しました。
銘柄名 | おすすめ取引所 |
BTC(ビットコイン) | GMOコイン |
ETH(イーサリアム) | GMOコイン |
XRP(リップル) | GMOコイン |
BCH(ビットコインキャッシュ) | GMOコイン |
LTC(ライトコイン) | GMOコイン |
MONA(モナコイン) | コインチェック |
LSK(リスク) | コインチェック |
ETC(イーサリアムクラシック) | コインチェック |
XEM(ネム) | コインチェック |
FCT(ファクトム) | コインチェック |
初心者の方はGMOコインかコインチェックをお薦めします。
【無駄金を支払いたくない人向け】国内のオススメ仮想通貨取引所
無駄なお金を支払いたくない人向けに、「取引所形式で売買できる国内の仮想通貨取引所」と「取り扱い銘柄」をまとめてみました。

取引所形式で売買できる銘柄と取引所(2019年7月)
上画像中の”○”は取引可能、“●”はオススメです。以下2つの仮想通貨取引所の口座があれば、主要銘柄を売買できます。
- ビットバンクかビットポイント
- Liquid
リップル/ライトコイン等を買うならビットバンク
ビットバンクは取引手数料がマイナスなので、取引したら手数料が戻ってきます。(注文を板に並べるメイカー取引のみマイナスになる)
現在、国内取引所の中で最もお得に取引できます。
お得に取引しよう
QASHを買うならLiquid by Quoine(リキッドバイコイン)
「QASH(キャッシュ)」を売買したいなら、Liquidの口座を持っておきましょう。国内でQASHを買えるのはLiquidだけ!
なお現物取引・仮想通貨の送金手数料が無料なのも、高評価ポイントです。
独自トークン買うなら
【取引所形式】銘柄別おすすめ取引所
取引所形式で購入できる主要な銘柄ごとに、おすすめの国内仮想通貨取引所を整理しました。
銘柄名 | おすすめ取引所 |
BTC(ビットコイン) | ビットバンク |
ETH(イーサリアム) | ビットバンク |
XRP(リップル) | ビットバンク |
BCH(ビットコインキャッシュ) | ビットバンク |
LTC(ライトコイン) | ビットバンク |
MONA(モナコイン) | ビットバンク |
XEM(ネム) | なし |
QASH(キャッシュ) | Liquid |
取引手数料がマイナス(キャッシュバックされる)のビットバンクは必須級の取引所です。
そしてQASHトークンに興味がある方はLiquidの口座を持っておきましょう。
海外取引所やウォレットへ仮想通貨を送金することがある人は、送金手数料無料のLiquidを使うのも良いでしょう。
まとめ:売買形式&銘柄によって仮想通貨取引所を使い分け!
売買形式(販売所・取引所)と銘柄によって、おすすめの取引所が異なります。
仮想通貨取引所を使い分けて、無駄のない売買を心掛けましょう!口座開設は面倒と感じるでしょうが、重い腰を上げておきたいですね。
さいごに本記事で紹介した仮想通貨取引所をまとめます。
無駄なお金を支払いたくない人向け