仮想通貨『CDT(CoinDash:コインダッシュ)』は、仮想通貨投資サポートサービスです。
この仮想通貨は、世界最大級の海外取引所「Binance(バイナンス)」で取り扱っています。
CDTを買うか検討するために、価格推移・特徴・将来性を調べてみました。
目次
『CDT(コインダッシュ)』の基礎情報
通貨単位 | CDT |
通貨名 | CoinDash |
日本語名 | コインダッシュ |
公開月 | 2017年3月 |
発行上限枚数 | 10億枚 |
アルゴリズム | - |
公式サイト | https://www.coindash.io/ |
@coindashio |
『CDT(コインダッシュ)』の特徴
コインダッシュは、仮想通貨投資サポートサービスです。
コインダッシュの通貨である「CDT」はERC20トークンです。サービスへの課金という形でCDTを使用します。
コインダッシュの主な機能は3つです。
- ポートフォリオ管理
- 投資家SNS
- マーケットプレイス
※β版がリリースされています。興味がある方はどうぞ。Googleアカウントで簡単にログインできます。
ホワイトペーパーで得た情報をまとめてみました。
①ポートフォリオ管理

Cryptofolio(引用:App Store)
僕が使っている「Cryptofolio」という無料スマホアプリ(App Store/Google Play)でも、ポートフォリオ管理することができます。
Cryptofolioの場合、コインを売買したら自分で手入力しなければなりません。
「コインダッシュ」はコインの売買履歴を自動で入力してくれるため、楽に資産管理することができ、分析しやすくなります。
コインダッシュのβ版を確認してみたところ、以下の場合はポートフォリオに自動登録できました(2018年1月時点)。
- ERC20トークンとイーサリアムの場合は、ウォレットアドレスを登録する。
- 仮想通貨取引所Poloniex/GateCoin/Bittrex/Kraken/HitBTCに預けているコインは、API連携する。(自動家計簿アプリのマネーフォワードと同じ仕組み)
その他にも、どんどん機能が追加されていくみたいです。
- イーサリアム系コイン以外も、ポートフォリオに自動登録できるようになる。
- 税金計算のために、ポートフォリオ情報をエクスポート(出力)できるようになる。
- ICOへの自動投資ができるようになる。
- 自動トレードができるようになる。
②投資家SNS
多くの仮想通貨投資家(特に初心者)には以下のような悩みがあるはず。
- 複雑なブロックチェーンの仕組みを理解できない
- どの仮想通貨を保持すれば良いのか分からない
- 売買タイミングが分からない
- ICOに参加したいけど、参加する価値があるのか分からない
コインダッシュは、「仮想通貨投資で儲かっている経験豊富な人を真似することで、上記の悩みは解決できる」と考えています。
経験豊富な投資家がポートフォリオを他のユーザーに共有します。
仮想通貨初心者は、経験豊富な投資家にCDTコインを支払うことで、ポートフォリオを真似できるようになります。
結果的に、経験豊富な投資家は自分の知識・経験をマネタイズできるというわけです。
ポートフォリオを見るだけでなく、シグナル取引・コピートレーディングができるようです。
- シグナル取引
- ユーザーは、経験豊富な投資家の行った取引をリアルタイムに受け取ることができる。取引金額、資産、取引所またはブロックチェーンなどの情報が詳細に分かる。
- ユーザーは、同じように行動するかどうかを選択できる。
- コピートレーディング
- ユーザーは保有トークンの一部を預けておくことで、シグナル取引機能に基づいて自動で取引できる。
③マーケットプレイス
- 直接取引
- シグナルに基づいて、コインダッシュから直接取引を行うことができる。
- ICOダッシュボード
- 正確かつ信頼できる情報をグラフィカルに表示する「ICOダッシュボード」により、ユーザーは有望なICOを把握できる。
- そして、コインダッシュを使って、ICO投資が可能になる。
- トレンドアセット
- 市場とさまざまな資産の概要を明確かつ正確に把握することが重要。
- コインダッシュは、仮想通貨投資家が意思決定を行えるよう、必要な情報をワンストップで提供する。
- サードパーティ統合
- サードパーティの投資手段を統合し、ユーザーがコインダッシュから直接投資することを可能にできるよう、開発者専用のSDK(ソフトウェア開発キット)を提供する。
『CDT(コインダッシュ)』の価格
価格推移チャート

CDT価格推移チャート(2017年8月7日~2018年1月21日)
2017年は最大で「約11.5倍(0.02ドル→0.23ドル)」の高騰。
- ~2017年12月中旬
- 8月12日に1CDT=0.23まで一時的に高騰。
- その後に急落し、1CDT=0.02~0.04ドル付近を推移。
- 2017年12月下旬~
- 1月14日に0.28ドル付近まで上り詰めるも、ビットコインが100万円台まで落ち込んだ1月17日に0.08ドルまで落ち込みました。
現在の価格
最新の価格は、以下の通りです。
『CDT(コインダッシュ)』の将来性を考える
今後の動き(ロードマップ)
コインダッシュはβ版がリリースされているものの、まだまだ機能が足りていない状況。
2018年/2019年にかけて、機能の拡張を行っていくようです。
今後、コインダッシュユーザーが増加していくか注目です。
2018年1月22日時点で、約9,000のポートフォリオが作成されている状況とのこと。
仮想通貨投資家も急激に増加してくるであろう「2018年」にどれだけユーザー獲得できるかが勝負である気がします。
ハッキング被害を受けている
2017年7月17日、コインダッシュはトークンセール中にハッキング被害を受けてしまいました。
イーサリアムを「特定のアドレス」に送金することになっていたのですが、ハッキングされたことにより「特定のアドレス」が別のアドレスに書き換えられてしまったようです。
それによって、ICO投資家からの投資金額「約700万ドル」を盗まれましたが、投資家にCDTトークンを提供して事を終えています。
ぶるたろう
ユーザーは増えていくのだろうか…。
自動家計簿アプリ「マネーフォワード」がハッキング被害を受けたら、僕は使うのを辞めます。同じ考えの人も多いはず。
ライバルに勝てるか
ポートフォリオ自動管理したいだけなら、「Cryptofolio」もAPI連携できる機能を追加するだけ。
また、ポートフォリオ管理・分散型取引所・プロ投資家を真似することができる「Blockport」もデビューしようとしています。
差別化していかなければ、ここ数年で淘汰されていく気がします。
僕はCDT(CoinDash:コインダッシュ)を買うか?
- コインダッシュは、仮想通貨投資サポートサービスです。
- ハッキング被害に遭ってしまったこと、ライバルが多いことから、僕はCDTの購入を控えようと思います。
- コインダッシュは、金融アナリストと人工知能により市場予測する「CND(シンディケーター)」とはアプローチは異なりますが、「投資を成功させたい!」という目標は一緒ですね。
おすすめの取引所・買い方
海外取引所「Binance(バイナンス)」で購入することを推奨します。手数料が安く、取り扱い銘柄が豊富で、文句無し!
Binanceは日本円で仮想通貨を売買できないので、国内取引所からBinanceへ仮想通貨を送金する必要があります。
以下の手順であれば、スムーズに購入でき、ムダな手数料を支払わずに済みます。
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