午後試験「表計算」を攻略するコツ!基本情報技術者に絶対合格

表計算を極める
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これまでに延べ100人以上に表計算を教えてきた、E太です。

現在は表計算を人に教える立場になりましたが、基本情報技術者を受験する時は「表計算」に苦戦しました。

私が教えた会社の後輩も、やっぱり表計算に苦手意識を持っているんですよね。

 

3つのことを理解しておけば、基本情報技術者試験(FE)の表計算を必ず得点源にできます。

  1. 演算子
  2. 絶対参照
  3. 関数
マクロは捨ててOKです!

アルゴリズム知識が定着していて、実務経験が無いと難しいです。マクロに勉強時間を割かず、他に費やしましょう!

 

なお、オススメ参考書(教科書テキスト・過去問題集)、効率の良い勉強法、試験前日・当日にすべきことも紹介しています。こちらもどうぞ。

【独学勉強法】基本情報技術者試験に初心者でも合格!勉強時間・参考書も紹介

2017.10.17

「演算子」を攻略する

演算子の説明

+は足し算、は引き算、*は掛け算、/は割り算であることは必ず覚えましょう。

また、比較演算の意味もしっかり押さえましょう。

  • >:より大きい
  • :以上
  • <:より小さい
  • :以下
  • =:等しい
  • :等しくない

それでは、練習問題です。

問題 答え
10+5 15
10-5 5
10*5 50
10/5 2
10^2 100
10*(2+3) 50

「絶対参照」を攻略する

エクセル絶対参照10
  • B1セルを固定して参照する場合は、「$B$1」と入力します。
  • B列を固定して参照する場合は、「$B5」と入力します。
  • 4行目を固定して参照する場合は、「C$4」と入力します。

「$(ドルマーク)」を頭につけると、何の意味があるのか理解しておきましょう。

絶対参照に自信のない方は、「絶対参照を詳しく学習」をどうぞ。

「関数」を攻略する①(前編:チェックシート)

基本情報技術者試験は、27個の関数を知っておく必要があります。

その関数は以下の通りです。

なお、基本情報技術者試験の関数名は漢字で書かれており、とても難しく感じます。
マイクロソフトExcelで言うと、何に該当するか整理してみました。

関数チェックシート
基本情報 Excel できること
論理積 AND 複数の条件が、全てTRUEかどうか調べる。
論理和 OR 複数の条件が、一つでもTRUEかどうかを調べる。
 否定 NOT 結果を反転させる。
IF IF 条件を満たす場合と、満たしていない場合に、返す値を指定する。
最大 MAX 指定した範囲内の最大値を求める。
最小 MIN 指定した範囲内の最小値を求める。
平均 AVERAGE 指定した範囲内の平均を求める。
合計 SUM 数値の合計を求める。
条件付合計 SUMIF 1つの条件に一致する数値の合計を求める。
個数 COUNTA 指定した範囲に含まれる、空白ではないセルの個数を求める。
条件付個数 COUNTIF 1つの条件に一致するセルの個数を求める。
切上げ ROUNDUP 数値を指定した桁で切り上げる。
切捨て ROUNDDOWN 数値を指定した桁で切り捨てる。
四捨五入 ROUND 数値を指定した桁で四捨五入する。
整数部 INT 小数点を切り捨てて整数にする。
表引き INDEX 指定した行番号・列番号にあるデータを取得する。
照合一致 MATCH 検索範囲内で指定した値で検索し、最初に見つかったセルの位置を数値で返す。
照合検索 LOOKUP 検索範囲の1行目または1列目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。
垂直照合 VLOOKUP 検索範囲の1行目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。
水平照合 HLOOKUP 検索範囲の1列目で特定のデータを検索し、該当する列の指定行にあるデータを取得する。
順位 RANK 指定した数値の順位を求める。同順位の場合、最上位の順位になる。
乱数 RAND 0以上で1を超えない数値をランダムで発生させる。
統合 CONCATENATE 複数の文字列を結合する。
剰余 MOD 割り算の余りを求める。
平方根 SQRT 平方根を求める。
標本標準偏差 STDEV セル範囲に含まれる数値を標本として計算した標準偏差を求める。
母標準偏差 STDEVP セル範囲に含まれる数値を母集団として計算した標準偏差を求める。
実際にExcelを触ってみることをオススメします!

知識が定着化しやすいです。また、実務でも役立ちますから、この機会にExcel関数を覚えましょう!

「関数」を攻略する(後編:各関数の解説)

ここからの11個(①~⑪)は絶対に覚えておきましょう!

関数①:論理積

できること 複数の条件が、全てTRUEかどうか調べる。
書式 論理積 (論理式1,論理式2,…)

Excelでは、AND関数と言います。
=AND(B2<=30,C2>=600)のような書式になります。

エクセルAND関数2

詳細:1分でわかるAND関数

 

関数②:論理和

できること 複数の条件が、一つでもTRUEかどうかを調べる。
書式 論理和 (論理式1,論理式2,…)

Excelでは、OR関数と言います。
=OR(B2<=30,C2>=600)のような書式になります。

エクセルOR関数2

詳細:1分でわかるOR関数

 

関数③:否定

できること 結果を反転させる。
書式 否定 (論理式)

Excelでは、NOT関数と言います。
=NOT(B2=”男”)のような書式になります。

エクセルNOT関数1

詳細:1分でわかるNOT関数

 

関数④:IF

できること 条件を満たす場合と、満たしていない場合に、返す値を指定する。
書式 IF (論理式,式1,式2)

Excelでも、IF関数と言います。
=IF(C2=”男”,”〇”,””)のような書式になります。

エクセルIF関数1

詳細:1分でわかるIF関数

 

関数⑤:最大

できること 指定した範囲内の最大値を求める。
書式 最大 (セル範囲)

Excelでは、MAX関数と言います。
=MAX(B3:B6)のような書式になります。

エクセルMAX関数の使い方

詳細:1分でわかるMAX関数

 

関数⑥:最小

できること 指定した範囲内の最小値を求める。
書式 最小 (セル範囲)

Excelでは、MIN関数と言います。
=MIN(B3:B6)のような書式になります。

エクセルMIN関数の使い方

詳細:1分でわかるMIN関数

 

関数⑦:平均

できること 指定した範囲内の平均を求める。
書式 平均 (セル範囲)

Excelでは、AVERAGE関数と言います。
=AVERAGE(B3:B6)のような書式になります。

エクセルAVERAGE関数の使い方

詳細:1分でわかるAVERAGE関数

 

関数⑧:合計

できること 数値の合計を求める。
書式 合計 (セル範囲)

Excelでは、SUM関数と言います。
=SUM(B3:D3)のような書式になります。

エクセルSUM関数1

詳細:1分でわかるSUM関数

 

関数⑨:条件付合計

できること 1つの条件に一致する数値の合計を求める。
書式 条件付合計 (検索のセル範囲,検索条件の記述,合計のセル範囲)

Excelでは、SUMIF関数と言います。
=SUMIF(B3:B8,”バナナ”,C3:C8)のような書式になります。

エクセルSUMIF関数1

詳細:1分でわかるSUMIF関数

 

関数⑩:個数

できること 指定した範囲に含まれる、空白ではないセルの個数を求める。
書式 個数 (セル範囲)

Excelでは、COUNTA関数と言います。
=COUNTA(B3:B8)のような書式になります。

エクセルCOUNTA関数1

詳細:1分でわかるCOUNTA関数

 

関数⑪:条件付個数

できること 1つの条件に一致するセルの個数を求める。
書式 条件付個数 (セル範囲,検索条件の記述)

Excelでは、COUNTIF関数と言います。
=COUNTIF(C3:C8,”未完了”)のような書式になります。

エクセルCOUNTIF関数1

詳細:1分でわかるCOUNTIF関数

 

ここからの9個(⑫~⑳)は、使い方のイメージを理解しましょう!

関数⑫:切上げ

できること 数値を指定した桁で切り上げる。
書式 切上げ (算術式,桁位置)

Excelでは、ROUNDUP関数と言います。
=ROUNDUP(A2,1)のような書式になります。

エクセルROUNDUP関数の使い方

詳細:1分でわかるROUNDUP関数

 

関数⑬:切捨て

できること 数値を指定した桁で切り捨てる。
書式 切捨て (算術式,桁位置)

Excelでは、ROUNDDOWN関数と言います。
=ROUNDDOWN(A2,1)のような書式になります。

エクセルROUNDDOWN関数の使い方

詳細:1分でわかるROUNDDOWN関数

 

関数⑭:四捨五入

できること 数値を指定した桁で四捨五入する。
書式 四捨五入 (算術式,桁位置)

Excelでは、ROUND関数と言います。
=ROUND(A2,1)のような書式になります。

エクセルROUND関数の使い方

詳細:1分でわかるROUND関数

 

関数⑮:整数部

できること 小数点を切り捨てて整数にする。
書式 整数部 (算術式)

Excelでは、INT関数と言います。
=INT(A2)のような書式になります。

エクセルINT関数1

詳細:1分でわかるINT関数

 

関数⑯:表引き

できること 指定した行番号・列番号にあるデータを取得する。
書式 表引き (セル範囲,行の位置,列の位置)

Excelでは、INDEX関数と言います。
=INDEX(B2:C4,2,2)のような書式になります。

詳細:1分でわかるINDEX関数

 

関数⑰:照合一致

できること 検索範囲内で指定した値で検索し、最初に見つかったセルの位置を数値で返す。
書式 照合一致 (式,セル範囲,検索の指定)

Excelでは、MATCH関数と言います。
=MATCH(D2,B2:B5,0)のような書式になります。

エクセルMATCH関数の使い方

詳細:1分でわかるMATCH関数

 

関数⑱:照合検索

できること 検索範囲の1行目または1列目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。(検索範囲内で該当する行がない場合、検索値以下の最大値を取得する)
書式 照合検索 (式,検索のセル範囲,抽出のセル範囲)

Excelでは、LOOKUP関数と言います。
=LOOKUP(D2,A2:A4,B2:B4)のような書式になります。

エクセルLOOKUP関数の使い方

詳細:1分でわかるLOOKUP関数

 

関数⑲:垂直照合

できること 検索範囲の1行目で特定のデータを検索し、該当する行の指定列にあるデータを取得する。
書式 垂直照合 (式,セル範囲,列の位置,検索の指定)

Excelでは、VLOOKUP関数と言います。
=VLOOKUP(B3,$E$3:$F$5,2,FALSE)のような書式になります。

エクセルVLOOKUP関数の使い方

詳細:1分でわかるVLOOKUP関数

 

関数⑳:水平照合

できること 検索範囲の1列目で特定のデータを検索し、該当する列の指定行にあるデータを取得する。
書式 水平照合 (式,セル範囲,行の位置,検索の指定)

Excelでは、HLOOKUP関数と言います。
=HLOOKUP(B3,$F$2:$H$3,2,FALSE)のような書式になります。

エクセルHLOOKUP関数の使い方

詳細:1分でわかるHLOOKUP関数

 

ここからの7個(㉑~㉗)は、知らなくても何とかなります。
しかし、試験当日に焦らないように、ざっと目を通しておくのが良いかも。

関数㉑:順位

できること 指定した数値の順位を求める。同順位の場合、最上位の順位になる。
書式 順位 (算術式,セル範囲,順序の指定)

Excelでは、RANK関数と言います。
=RANK(B2,$B$2:$B$5,1)=RANK(B2,$B$2:$B$5,0)のような書式になります。

順序の指定について

  • Excelの場合、順序の指定を行う際に、”0″だと降順、”1″だと昇順になります。
  • 基本情報技術者試験では、”0″だと昇順、”1″だと降順になります。Excelの逆です。
エクセルRANK関数の使い方

詳細:1分でわかるRANK関数

 

関数㉒:乱数

できること 0以上で1を超えない数値をランダムで発生させる。
書式 乱数 ( )

Excelでは、RAND関数と言います。
=RAND()のような書式になります。

エクセルRAND関数の使い方

詳細:1分でわかるRAND関数

 

関数㉓:統合

できること 複数の文字列を結合する。
書式 結合 (式1,式2,…)

Excelでは、CONCATENATE関数と言います。
=CONCATENATE(B2,”-“,C2,”-“,D2)のような書式になります。

エクセルCONCATENATE関数1

詳細:1分でわかるCONCATENATE関数

 

関数㉔:剰余

できること 割り算の余りを求める。
書式 剰余 (算術式1,算術式2)

Excelでは、AND関数と言います。
=MOD(A2,B2)のような書式になります。

エクセルMOD関数の使い方

詳細:1分でわかるMOD関数

 

関数㉕:平方根

できること 平方根を求める。
書式 平方根 (算術式)

Excelでは、SQRT関数と言います。
=SQRT(A2)のような書式になります。

エクセルSQRT関数の使い方

詳細:1分でわかるSQRT関数

 

関数㉖:標本標準偏差

できること セル範囲に含まれる数値を標本として計算した標準偏差を求める。
書式 標本標準偏差 (セル範囲)

Excelでは、STDEV関数と言います。
=STDEV(B2:B5)のような書式になります。

エクセルSTDEV関数の使い方

詳細:1分でわかるSTDEV関数

 

関数㉗:母標準偏差

できること セル範囲に含まれる数値を母集団として計算した標準偏差を求める。
書式 母標準偏差 (セル範囲)

Excelでは、STDEVP関数と言います。
=STDEVP(B2:B5)のような書式になります。

エクセルSTDEVP関数の使い方

詳細:1分でわかるSTDEVP関数

表計算のおすすめ本

 

ロングセラー本です。練習問題が多く、良い訓練になります。

この本を読んだうえで過去問に挑めば、表計算の対策としては万全です。

まとめ:表計算を得点源にしましょう!

  • 表計算は3つのポイントを勉強しておけば、必ず得点源にできます。
    1. 演算子
    2. 絶対参照
    3. 関数
  • 基本情報技術者試験の合格を勝ち取りましょう!

 

⇩基本情報技術者試験に合格するために欠かせない参考書、確実に受かるための勉強法、試験前日・当日やるべきことを紹介しています。合わせてどうぞ。

【独学勉強法】基本情報技術者試験に初心者でも合格!勉強時間・参考書も紹介

2017.10.17
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